新規日誌3
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2021/09/15new

笑顔で、前を向いて・・(校長室から)

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 昨日6年生の保護者には「学校行事(修学旅行)の実施のあり方について」を、そして本日全学年の保護者に「運動会の変更について」というおたよりを発出させていただきました。双方に共通する考え方として、「学校行事は子どもたちの成長にとって意義深いものなので、考えうる万全の感染症対策を講じたうえで、例年に近い形で実施したい」ということです。

 私は、学校行事のみならず全ての教育活動において、「教育内容の充実」と「安全性の担保」は両立すべきものだと考えています。どんなに子どもにとって魅力的で楽しいものであっても危険性を伴うものであってはならないし、その逆に「活動しないのが一番の安全」と強い制限をかけてしまうことも避けていきたいものです。


 というのも、私は毎朝、南門の前に立って登校する子どもたちに「おはよう」と挨拶することを日課にしているのですが、2学期に入り、少し気になることがあるのです。
 私が「おはよう」と声をかけても、目も合わせず下を向いて足早に通り過ぎる子どもが一定数います。下を向いているから表情も芳しくないし、その表情には何か不満があったり、何か不安を抱いていたりするようにも見えるのです(私の思い過ごしならいいのですが・・)。

 ただでさえ、「距離をとりなさい」と言われたり、様々な行動制限がかけられたりと、子どもたちは窮屈な思いで毎日を生活しているのかもしれません。そのような中、運動会や修学旅行といった行事も「今年はやりません」などと簡単に言いたくないのです。粘り強く取り組み「できなかったことができるようになった」「自分にもこんな良さがあるんだ」と実感できる経験、友達と協力して一つのことに取り組むことで優しさや思いやりを学ぶ経験などは学校だからできることで、たとえコロナ禍であってもそういった学校の存在意義は大切にしたいと強く思います。

 職員には「今は、子どもたちの心の声をじっくり聴いてほしい。そして「今は我慢」と受け流すのでなく、しっかり受け止めてほしい。子どもたちのために何ができるか、一緒に知恵をしぼってほしい」と話をしています。

 コロナ禍だからいろんなことを我慢するのは当たり前、下を向いて浮かない表情であっても仕方がないと考えるのは何かが違うように思うのです。といって、何かものすごい特効薬があるわけでもないのですが、子どもたちが笑顔で、前を向いて生活できるように、私たち大人は一所懸命に知恵を絞る努力をしたいと思います。


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2021/09/02

緊急事態宣言下で「感染症対策」をもう一度考える(校長室から)

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新型コロナウイルス感染症対策は、主に①感染源を絶つ ②抵抗力を高める ③感染経路を絶つ の3つの視点から考えられています。この3つをすべて学校でカバーするのでなく、学校と家庭とで役割分担することが肝要だろうと考えます。

つまり、①感染源を絶つ ②抵抗力を高める の2つは、主に家庭の役割として保護者の皆様に注力いただくものになります。①感染源を絶つ はいわゆる「水際対策」です。本人のみならず家族の誰かが体調が優れないときは、登校せずに休養することが必要になります。この時に「本人が元気なら、登校させても・・」と考えると、学校にウイルスを持ち込むことになるかもしれません。②抵抗力を高める は「十分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事」により日頃から強い身体作りに努めるということです。

一方で、③感染経路を絶つ については、学校で全力をあげて行うものになります。本校においても、2学期に入りすべての教育活動を再度見直すことにしました。ここで言う感染経路は、主に①飛沫感染 ②接触感染 ③マイクロ飛沫感染 の3種だと言われていますので、それぞれについて丁寧に考えていく必要があります。

まず、「①飛沫感染」への対応は、マスク着用とソーシャルディスタンス につきます。マスク着用については1学期から繰り返し指導していますので、校内でマスクを外しておしゃべりする光景は見られません。ソーシャルディスタンスについて、授業中など子ども同士が会話する際にだんだんと距離が近くなってしまうことはありましたので、「発言する際は一歩下がって・・」というような具体的な指導をしていこうと共通理解を図りました。

次に、「②接触感染」への対応は、手洗いと消毒です。子どもたちの様子を見ていると手洗いについて習慣化しているように感じます。消毒については、学級担任は教室内を、養護教諭は校内の共用部分の消毒を定期的に行ってくれていますので、このことは継続していきます。

最後に、「③マイクロ飛沫感染」への対応は、換気と近距離での会話等を避けることになります。換気については、1学期同様、少なくとも対角の窓は開けるなどの対策を継続していきます。こういった飛沫感染を防ぐため、例えば、国語で大声で音読すること、音楽で合唱したりリコーダー等の管楽器演奏をしたりすることなどはそのリスクが考えられるため、今は教室内で行わないこととしています。リコーダーや鍵盤ハーモニカの指づかいだけ授業中に学習し、実際に演奏するのは家庭学習で行うように考えています。家で演奏した様子をタブレットで録画し担任に提出することで、学習の定着度合いもしっかり見ようと考えています。

このほかにも昼休みの過ごし方について、子どもたちには「児童同士の接触のあるもの、限られたスペースに多くの人が入るもの(バスケットボール、ドッジボール、おにごっこ等)は行わない」など制限をしています。でも、制限するだけでは、子どもたちは「学校は楽しくない」と感じるだけでしょう。現在、6年生を中心に「この指とまれ」方式で「〇〇やりたい人は昼休みに一緒にやろう!」みたいな企画を立てているようです。新たな楽しみ方を生み出してもらえることを期待しています。


なお、これだけの対策を学校と家庭の双方で取り組んだとしても、絶対に感染しないなどとは言えません。万が一、児童に感染者が出た場合、発症2日前からの感染者本人の行動履歴を追い、濃厚接触者の特定を急ぎます。さらに残りの児童の健康状態等を確認の上、市教育委員会と相談し、学級閉鎖などの措置が必要かを決定していきます。そのような措置を講じる必要が生じた場合のみ、該当する保護者に通知させていただくことにします。

長い文章になってしまいましたが、ここまでしっかり読んでいただき、ありがとうございました。


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2021/08/26

「かかわる」そして「想像する」~2学期始業式の校長の話

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 みなさん、改めましておはようございます。35日間の夏休みは、何か一つのことをつづけ、自分を高める事ができましたか?

 この夏休み中は、東京でオリンピックが行われ、8月24日にパラリンピックも始まりました。これまで長い時間をかけて一つの競技を突き詰めてきた選手の技術はもとより、勝負にかける思いがそのプレーから見えて沢山の感動をもらいました。さらに、試合後の選手の言葉にも「なるほど」と思えるものが多くありました。

 ボクシング女子フェザー級で金メダルを取った入江聖奈(いりえ せな)選手は、周囲から「オリンピックなんて無理だ」と言われても決して諦めなかったそうです。試合後のインタビューでは「努力を諦めなかったら何かをつかむことができるんだなと教えてあげられたかなと思う」と話したそうです。努力の先に「何か」をつかめるという言葉がいいなと思いました。

 一方、なでしこジャパンの一員である杉田妃和(すぎた ひな)選手は、サッカー女子準々決勝でスウェーデンに敗れたときに「負けたくないという気持ちをもっと強く持つべきなのかなと感じた」と語ったそうです。何かを成し遂げるためには、努力の上に「絶対勝つんだ」といった強い決意みたいなものも必要だということなのですね。

 さて、1学期の終わりにみんなに「中学校卒業時にどのような人になっていたいか」と質問させてもらいました。その中で最も多かったのが、「優しくなりたい」「他の人と協力できるようになりたい」「人の役に立ち信用される人になりたい」など他とのかかわりに関することでした。

 優しい人になるためには、まずはいろいろな人と積極的に「かかわる」努力をすることが大切ですね。だから、2学期は「かかわる」をキーワードに、いろいろな人と支え合い助け合い協力し合いながら、みんなでいろいろなものを創り上げていってほしいなと思っています。

 私はいつも、いろんな人とかかわる際に「想像する」ということを強く意識します。相手の言葉からは分からないことも顔の表情やしぐさなどから「この人はこんなふうに思っているのではないかな」と想像すると同時に「この人のために私ができることは何かな」と考えるようにしています。

 みんなもぜひ、毎日の生活の中で、想像力を働かせてみてください。例えば、登校時に地域の方が旗振りをしてくれていますね。「この人はなぜ毎日旗振りのために通学路に立っているのだろう」と想像してみてください。そうすると自然と感謝の気持ちがわき、「ありがとうございます」の言葉がでてくると思うのです。
また、教室に入ったら表情が少し晴れない子がいたとしましょう。「あれ、この子、いつもより元気ないなあ。どうしたのかな。」と想像すると同時に「この子に何をしてあげられるかな」と考えてみてください。正解は一つではありません。一生懸命に相手の思いを想像したうえでその人のためにしてあげたことはそれ自体が「優しさなんだと思います。

 さあ、今日から2学期が始まります。現在、すごい勢いで感染症が広がり、静岡県でも緊急事態宣言が出されています。みんなにも、そしてみんなの家族にも感染してほしくないと祈るような気持ちで、学校でも様々な対策を立てていきます。もしかしたら、いろいろな場面で不便を感じることがあるかもしれませんが、様々な人とのかかわりの中で大きな成長を感じられる2学期になるよう、一緒に頑張っていきましょう。
加えて、みんなにお願いがあります。自分自身がコロナに感染しないことはもとより他の人に感染させないために自分には何ができるのだろう、さらに不幸にも感染してしまった人に対して自分は何ができるだろうということをじっくり考えてみてください。

 これで始業式での私の話を終わります。


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2021/08/26

不安を心に秘め、それでも前進を‥(校長室から)

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 夏休み前と後‥新型コロナウイルス感染症を巡る状況がこれほど大きく変化していることに私は驚きと戸惑いを感じていますし、保護者の皆様や子どもたちもきっと同じ気持ちだと想像します。

 しかし、1学期を振り返ってみると、本校においては子どもたちの感染は1人もありませんでした。各家庭での徹底した感染対策はもとより、学校においても本人だけでなく家族の中に発熱等風邪症状がある場合も出席停止で休んでもらうような措置を講じました。一部で「厳しすぎないか」との声もいただきましたが、子どもたちの命と健康を守るために緩めることはしませんでした。各学級においても手洗いやマスクの着用を呼び掛け、子どもたち自身に自分のいのちを守る行動のあり方について考える機会をもちました。さらには教員だけでなく消毒ボランティアの方々にもご協力いただき、校舎内の消毒にも努めました。これらの学校と家庭との連携した取組が一定の効果を生んだと、私は思っています。

 一方でデルタ株は従来株に比して感染力が強いことも報道されています。したがって、これまでの取組を継続しますというだけではやはり不安はぬぐえないだろうと考えます。そこで、再度、教育活動全般を通じて密集状況が起きやすい機会や飛沫感染が起きやすい機会の洗い出しを行い、それらの実施のあり方を再検討します。

 例えば、音楽や体育等の授業において飛沫感染を考慮し、カリキュラムを改めて組み替えることも必要でしょう。それ以外の授業においても、これまで以上にタブレットを活用し口角泡を飛ばすような議論の機会を減らすことも必要でしょう。

 さらには、学校行事やPTA行事についてももう一度見直す必要があります。「実施すべき」ものなのか「実施しなくてもよい」ものなのか、「実施すべき」ものならば、それは今やるべきことなのか、時期を変更した方が効果を得られるものなのかという視点で検討します。(このことについては、9月10日のPTA運営委員会の中で学校の案をお示しし、意見をいただこうと考えています)

 加えて、どんな状況にも対応できるように、家庭にいながらにして子どもたちとオンライン授業ができるような体制も急ピッチで検討しているところです。近いうちに「タブレットを活用し、こんな授業ならできそうですよ」といった青写真が示せるようにしたいと考えています。

 とは言っても、義務教育段階の子どもたちにとって、子ども同士や子どもと教師の直接のかかわりや学び合いは人格を形成するうえでとても重要なことであり、そのために学校は存在しているといっても過言ではありません。
新型コロナウイルスという目に見えない敵との戦いですので、絶対‥ということは言えるものではありませんが、少なくとも子どもの感染ゼロを目指しますということは言い切れます。

 子どもたち一人ひとりの命と健康を守りながら、学校でしかできない学びの機会も保障していきたいというのが、私たちの偽りなき強い思いです。

 明日発行する学校だよりにも本校が重点的に取り組む感染症対策を掲載しています。保護者の目から見て、「こういうこともできるのではないか」「こういった視点でも検討してほしい」といった意見がありましたら、直接教えていただきたいのです。何度も言いますが、学校と家庭とが連携した取組を行ったことがこれまでの感染者ゼロにつながっていると考えています。子どもたちのために一緒に考えていければ嬉しいです。


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2021/07/29

学校評価アンケート等から見えてきたこと(校長室から)

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1 はじめに
 夏休みも1週間余りが過ぎようとしています。この間、個人面談等のために学校に足を運んでいただきありがとうございました。私たちは、4月からの3か月余りを新しい職員体制の下、「一人ひとりをかけがえのない存在として大切に育て、一人の子どもも一人ぼっちにしない」ことを念頭に、学習指導要領や県や市の教育方針を踏まえ、一つでも多くの「本気の花」を咲かせるべく、一丸となって努力してきました。
 夏季休業期間に入り、ここで一度足を止め、これまで歩んできた道を振り返ってみるとともに、これから歩むべき道はどちらを行けばよいのかをじっくり考えているところです。1学期末に子どもたちや保護者の皆様にアンケートに協力していただきましたので、その結果等から見えてきたことを中心に紹介していきます。


2 これまでの取組を振り返って
 (1) 職員自身の自己評価から
 これまで、子ども一人ひとりの思いや考えを深く理解し、生徒指導や学習指導に生かすべき取組を進めてきました。その結果私たち職員は、子どもたちの規範意識や自主性・自治性、挨拶においていい表れが見られるようになってきたと感じています。さらに主体的に学習できる環境づくりに努めたことから、お互いの考えを認め合う雰囲気や学習習慣も定着しつつあると感じています。

 (2) 児童や保護者の評価結果から
先生はみんなのことを分かってくれる」「先生はきめ細かな教え方をしている」など教師への信頼度が、児童・保護者ともに上がっています。さらに「学校生活が楽しい」「勉強がよくわかる(外国語も含め)」「相談できる人がいる」といった学校への満足度や「ルールを守り協力する雰囲気」「挨拶ができる」などの生徒指導面も児童・保護者ともに上がっています。これらのことから、概ね本校の教育活動は順調に進んでいると考えることができます。
 一方で、「進んで聞いたり調べたりする」「学校の掃除や身の回りの整理整とん・片付け」の項目において、子どもの自己評価に比べ、保護者の評価は低くなっており、今後検討する必要がありそうです。

 (3) 2学期以降の取組について
 これまでも「子どもたちの主体的な姿が見たい」「子どもたちが本気で取り組む姿を見たい」と思いながら、日々授業改善や教育活動の改善に努めてきましたが、職員はまだまだ満足することなく、伸びしろがあると感じています。今後も子どもたちの上記の姿が多くみられるよう、努力していきます。
 さらに、語彙力を豊富にすることや他人の思いを想像できる子どもに育てるために、読書活動の充実も欠かせません。子どもたちが本に親しめる環境づくりにも力を入れていきます。


3 これからの福田小が歩むべき方向性
 (1) 目指す児童生徒像について(児童・保護者アンケートから)
 「中学校卒業時にどのような人になっていたいか(なってもらいたいか)」の質問に、児童・保護者ともに最も多かったのが他とのかかわりに関することでした。子どもたちの多くは、人に優しく他の人と協力できることや、その結果、人の役に立ち信用される人になりたいと思っているし、保護者は我が子にそのような期待を抱いていることが分かりました。
 次に多かったのが自分自身に関することでした。子どもたちは「自分から進んで行動できる」「ほかの人に惑わされない」「いろいろなことに関心を持ち行動に移せる」などの姿を目指し、保護者は「忍耐力をもち努力し続けられる」「メンタルの強さ」を挙げる方も多かったようです。さらに、福田という地のよさを子どもたち自身が感じ、地域を愛する気持ちを持つとともに地域の役に立てる人になってほしいと願う方もいました。

 (2) 福田小の強みについて(職員・保護者の意見から)
ア 子どもたちのよさ
「人懐っこく気さくである」「仲が良く優しい」「感性が豊か」であるというのは、職員・保護者ともに感じている本校の子どもたちの良さです。さらに職員からは、「指示を聞き素直に取り組む子が多い」「外国籍の児童が多く多様性(国際感覚)が育っている」という意見も挙がりました。
イ 地域(保護者含む)のもつ良さ
私たち職員から見ると、この地域の保護者や地域の方々は、本当に地元が大好きで団結力があると感じます。さらに、学校に対しても協力的で、ボランティアに協力してくれる方も多いことは本校の強みと言えます。

 (3) 本校が目指していきたい方向性とは・・
 本校が持ちうる「強み」を最大限に生かしながら、子どもたちや保護者の皆様の思いを尊重して、学校経営を進めていくことは大事なことだと考えます。
 子どもたちは自身を伸ばすとともに「優しくなりたい」と願っています。保護者もそのことを願っています。
 まず、自身を伸ばすために、人前で話す機会を増やしお互いに認め合う機会を増やすこと、自分で努力し結果が見えるような機会を充実することに努めていきます。教師や親をはじめとする子どもを取り巻く大人たちが、過保護に手をかけすぎるのでなく、ある程度の負荷をかけながら、その頑張りや成果を認めていくことが必要なのだろうと考えます。委員会活動を充実させ、子どもたちで話し合ってアイディアを出し合うとかやりたいことがやれるような環境を整えることもその一つです。 
 次に、優しさを学ぶためには、多くの人とかかわる経験が何より必要です。子どもたちからも、「学校遊びを増やしたい」「文化祭などイベントや行事を増やしたい」「違う学年とのかかわりを増やしたい」との願いが多く挙がっています。職員からも「たてわりや異学年交流を充実させては・・」との意見があります。感染症対策も視野に入れながら、できることを少しずつ進めていきます。


4 その他
 上記に紹介した以外にも、保護者から幾つかの意見をいただいています。まず、「家にいても授業が見られるようなICT環境の充実」についてです。担当職員を中心に現在研究を進めておりますので、もう少しお時間をください。次に「ランドセルの重さ」についてです。タブレットを持ち帰るようになり、より重たくなったというものです。本年5月に「令和3年度 福田小学校 児童の携行品について」でお知らせしたとおり、児童の量的・体力的負担、登下校時の安全面等を考慮するという基本的な考え方に変わりはありません。学校でも適宜子どもたちに声をかけるようにします。最後に「学校環境のうちトイレについて」です。トイレが汚いことに加え、低学年のトイレが男女一緒になっていることについてのご指摘をいただきました。構造上のことについて、今後、市教育委員会等とも相談していきます。


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2021/07/21

「つづける」1学期終業式での校長の話

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 今日で1学期が終わります。始業式の折に「自分から」をキーワードに頑張ってほしいと話をしましたが、みんなはこの3カ月余りを精一杯過ごし、逞しささえ感じられるようになってきました。これは、先ほど各学年代表者が発表してくれた言葉にもよく表れています。

 みんなが頑張ってこられたのは、自身の努力の賜物であることはもちろんですが、一方で、家族の皆さん、地域の人々、多くの友達などいろんな人の支え、そして先生方の指導のおかげがあったからとも言えます。自分にかかわるすべての人に感謝の気持ちも忘れてはいけませんね。


 さて、明日から35日間の夏休みに入ります。私からは、みんなに「つづける」ということを期待します。自分のために「漢字の書き取りをする」「縄跳びをする」でもいいし、家族のために「お皿を洗う」「掃除をする」でもいいでしょう。簡単なことでいいので、欠かさず続けられそうなことを考えてみましょう。

 昔の人は子どもが怠けたり悪いことをしたりした時に「お天道様が見ている」と言って叱りました。「お天道様」というのは太陽のことですが、昔の人は空にある太陽を神様のように思っていましたから、このお天道様というのは、何でも知っている神様のようなものかもしれません。夏休みは先生の目も届きませんし、家の人の目も届きにくいかもしれません。でも、お天道様はちゃんと見ていますよ。自分でしっかり考えていい夏休みを過ごした子には、お天道様は、天からご褒美をくれるかもしれませんよ。ぜひ、自分の弱い心に打ち勝ち、大きく成長する夏休み中にしましょう。


最後にもう一つ・・。いよいよ東京オリンピックが始まります。23日の開会式を前に、今日からソフトボールと女子サッカーの予選リーグが行われます。コロナ禍でもあり、開催の可否についていろいろと言われていますが、少なくとも選手たちはこの日のために、一つのことをとことん「つづけて」きた人たちです。ぜひ、みんなも選手のプレーから何かを感じ取ってくれたらいいなと思っています。

では、2学期の始業式(8月26日)に、元気な笑顔で会えることを楽しみにしています。


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2021/07/20

お天道様が見ているよ(校長室から)

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 私が校長として子どもたちに向けて話ができる機会というのは限られていますので、毎回、どんなメッセージを届けようかじっくりと思案します。明日に迫った終業式もその一つです。

 夏休みを前に、私が選んだ言葉は「お天道様が見ているよ」です。私が夏休み中の子どもたちに期待する姿として、どんな簡単なことでも良いので、35日間毎日欠かさず続けるということです。35日もあれば、「今日は面倒くさいから・・」とか「面白そうなテレビがあるから・・」などと弱い自分が囁くこともあるでしょう。そんなときに「お天道様が見ているよ」と自身に言い聞かせ、弱い自分を鼓舞してほしいと思ったのです。


 そもそも、毎日欠かさず続けることにどんな意味があるのかと思われた方もいらっしゃるでしょう。Phillippa Lally氏(ロンドン大学の健康心理学者)は、人が新しい習慣を形成するのには平均66日かかると述べていますので、夏休み期間中続けても習慣化することは難しいでしょう。しかしながら、どんな簡単なことでもやり遂げた後には、達成感や自信が芽生えることでしょう。この達成感や自信の芽生えに、私は期待しています。


 2学期は、運動会をはじめ、自分の可能性を試す機会がたくさんあります。学校での楽しさとテーマパークでの楽しさは全く質が違います。テーマパークでは椅子に座れば非日常的な体験をさせてくれます。しかし学校はそうはいきません。教室の自分の椅子に座れば先生が面白いことをしてくれるなどというものではありません。先生や友達と一緒に話し合ったり協力し合ったりして目の前の課題を一つひとつ解決していく、そういった経験を通して、自らの成長を喜び、人とかかわることの楽しさを味わっていく、これこそ学校における真の楽しさだろうと考えます。

 言い換えれば、勇気と元気をもって、積極的にいろいろなことに挑戦してこそ、真の楽しさは味わえるものです。中には、「失敗したらどうしよう」「自分にこんなこと、できるだろうか」と不安になることもあるでしょう。でもそんなときに、「夏休みに〇〇を頑張ることができたぼく(私)なら、きっとできるはずだ」と自らへの声掛けができる子は2学期に大きく成長できるはずです。


 そういう意味で、夏休みは子どもたちにとって大事な時間であるといえます。ぜひ、2学期はロケットスタートが切れて充実した日々が過ごせるために、夏休みが土台作りの日々になることを願っています。


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2021/07/09

参観会にかかる保護者アンケートから感じること(校長室から)

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 保護者の思いを学校運営に生かすべく、今回は参観会後に自由記述でアンケートを書いていただくようにしました。多くの保護者が、今回の参観会を楽しみにしていただいていたことや、学校運営に関して好意的にとらえていただいていることを知ることができ、素直に嬉しく感じました。

 アンケートに多く書いていただいていたのは、やはり子どもたちの姿に関することでした。「しっかり挙手していた」「自分の意見が言えていた」「聞く姿勢が良かった」など、この3ヵ月間での子どもたちの成長をしっかりと感じ取っていただき安心されたことが伺えます。合わせて、「学級の雰囲気が落ち着いていてとても良かった」「プール使用やタブレットの使い方など、子どもたちは安全面を考えて慎重にできていた」「映像を活用するなど、授業の工夫が見られた」など、学級経営や授業改善にかかる教師の工夫にも目を向けていただいている方も多くいました。

 今回の参観会の在り方についても、多くの意見をいただきました。出席番号で参観時間を分けたことで、兄弟がいるご家庭においてはじっくり参観することはかないませんでしたが、廊下などで待つこともなくこの方法で良かったのではないかというものが多かったようです。さらには、自家用車で来校される場合の通行や駐車についても疑問を感じられた方もいたようです。ぜひ、次回の参観会では、これらのことについても明記し、保護者の皆様へのお願いをしていきたいと考えています。


 手前味噌になりますが、職員は皆、全ての子どもたちが「分かった」「できた」と実感できるような授業を目指し日々努力をしてきました。学年団(低・中・高の2学年ごとのまとまり)で計画的に授業を見せ合って協議も進めてきました。そういったことから、保護者の皆様にも授業を見てもらいたいと思っていましたし、見ていただければきっと安心していただけるとも思っていました。今後とも、子どもたちが「今日も学校に来て良かったなあ」と実感できるような取り組みを目指していきたいと考えています。

 終わりに「トイレが汚いと感じた。子どもだけで掃除するのも限界があるので、保護者もボランティアで行ったらどうか」との旨の記述もありました。子どもの教育を学校だけに任せるのでなく、保護者の立場でできることはやるぞ!といった応援メッセージだと受け取りました。様々な課題に適切に対応するためには、家庭や地域の方々の後押しが不可欠です。今後ともよろしくお願いします。


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2021/07/06

校長先生、お話があります!(校長室から)

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 先日、本ホームページにて、たった一人で自分の考えを言いに来てくれた子のことを紹介しました(6月17日「勇気ある行動に心も熱く・・」参照)。昨日(7月5日)は、この時に紹介した子とは別の6年生児童が、「校長先生、お話したいことがあります」と言いながら、校長室のドアをノックしてくれました。子どもの考えが聴けるのは何にしても嬉しいものです。

 私に話したい内容は、体育の水泳授業におけるゴーグル使用についてでした。「先生たちは、より実践場面に近づけるためにゴーグルを使用せずに水泳の授業を行うようにと言われました。もちろん、目の病気など、それなりの理由があれば、担任の先生も使用を認めてくださっています。しかし、川や海に遊びに行く際もゴーグルを使用していますし、より実践場面に近づけるという学校の説明はよく分かりません。さらに、ゴーグルをつけずに泳ぐことで、目が痒くなったり痛くなったりして、次の授業に支障をきたす場合もあります。」と冷静に自分の主張を話してくれました。

 ここまでの話を聴いて、私はこの子が単なるわがままを言いに来たのではないことがよく理解できました。私がこの子の話をじっと聴いていると、さらに「もしも、先生たちはみんながゴーグルを持ってくることで、無くなったり取り間違えたりすることを心配されるのであれば、ちゃんと名前を書くなどのことを約束すればいいと思います」と付け加えてくれました。


 私はこの子に対して「あなたの言うことはよく分かったよ。でも、私(校長)に訴えたからと言って明日からゴーグル使用が自由になるなどというものではないよ。あなたの意見は体育主任に伝え、その後、先生たちでしっかり検討することになるから、少し時間がかかるけど、それでもいい?」と話しました。するとこの子は、「僕たち自身の小学校での水泳授業はもう少しで終わりです。だから、僕たちのためというより、後輩たちのために、お話をさせてもらいました。ぜひ、よろしくお願いします。」と返事をして校長室を後にしました。

 子どもたちはちゃんと考えをもっています。甘えやわがままでなく、より良い学校にしていこうという気持ちを持ってくれています。このことを何より嬉しく思います。子どもたち自身で決めたルールを子どもたち自身が守っていく・・そんな学校になるといいなと、私自身も願っています。


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2021/06/25

私たちは伴走者でありたい(校長室から)

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 私が子どもの頃、「学校の先生」と言えば、それはそれは怖くて近寄りがたい存在で、悪いことをしてはよく怒られました。あまり出来の良い生徒ではなかったですが、それでも不思議と見放されたとか切り捨てられたなどという「冷たさ」を抱いたことはなく、先生はいつも見ていてくれたような温かさを感じていました。

 子どもの頃、悪いことをしてもお咎めがなかったときは「見つからなかった。ラッキー!」ぐらいにしか思っていませんでしたが、今から思い返してみると、先生はあの時、私の悪さをちゃんと知っていたのではないか、知っていてわざと見逃してくれたのではないかと思えます。

 
 今、私は「学校の先生」になり、日々、子どもたちと接しています。あの頃の先生のような厳しさや怖さはなくても、ちゃんと見ていてくれる「温かさ」は持ち合わせていたいと思っています。

 
 大人の私でさえ、日々生きていくのは大変で、不安になることばかりです。子どもならば、生きる上での不安な思いはなおさらだと感じます。だからこそ、私たちは「伴走者」でありたいと願います。ずっと手をつないでいるのでもなく、もちろん子どもの代わりに何かをやってあげるのでもない・・子どもが不安になってふと振り向いたときに必ず横にいるような安心できる伴走者でありたいと思います。誰かがちゃんと見ていてくれると思うだけで、前に進めるのは、子どもも大人も一緒です。 

 「そんなことを言えば、子どもを甘やかすだけだ」「子どもにはルールを厳しく教え込まなければいけない」との声も聴こえてきそうですが、そもそも子どもだろうと大人だろうと、人間は誰しも今日よりも明日、明日よりも明後日・・少しでも成長していたい、何かができるようになりたいと思うものです。だから、どの方向に進めばよいのかという「光」を照らしてあげて、笑顔で寄り添ってあげる伴走者こそ、子どもにとって必要な存在なのです。それでも子どもが前に進まない、違う方向に行こうとしているというときは、子どもの行動の奥にある真の思いを探ることが私たち大人の役割だと考えます。

 
 とは言っても、自分の命を粗末にする行動、他の命を粗末にしようとする行動には毅然とした態度で指導します。逆に言えば、私たちが、その場で即座に厳しく叱るのは、この2つぐらいにしぼられるかなとも思えます。

 少年時代の私の悪さを見逃してくれた先生たちは、「お前はしょうがないヤツだなあ」などと言いながら、笑顔でいつも私を見守ってくれていました。振り返ると、「あの頃の先生は実に叱り方が上手だったなあ」と思います。細かなことをいちいち注意され、それでいて温かさもない指導を受けていたら、今の私はなかったかもしれません。

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福田っ子 ~  点 描  ~