磐田市立福田小学校

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学府教育目標:互いを認め 未来をともに創る子
※ 令和4年度より、はまぼう学府内小・中学校の教育目標を学府教育目標に合わせることとしました。

 
新規日誌3
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2022/07/22

1学期を振り返って、そして夏休みに向けて(1学期終業式での校長の話)

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 今日で1学期が終わります。みんなはこの72日間を精一杯過ごし、逞しささえ感じられるようになってきました。これは、先ほど各学年代表者が発表してくれた言葉にもよく表れています。

 私はこの1学期の中でどのようなことを皆さんにお話したのかを振り返ってみます。まず4月の始業式では、「自分で考える子」「やさしい子」「元気な子」という3つの姿に期待したいと話をしました。1年生を迎える会では「自分で考える子」に関連して、岸 武雄さんの「わたしはひろがる」という詩を引用しました。その中で学ぶとは見えなかったことが見えるようになる、自分の世界が広がっていく、どんどん変わっていくことなんだとお話しました。6月の会礼では、「やさしい子」に関連して、ロシアのウクライナ侵攻を例に出しました。その中で、どんな理由があっても、絶対に悪口や暴力で相手の生きる自由を奪ってはいけないとお話をしました。各自で振り返ってみてください。自分の頭で考える子になれていますか?悪口や暴力で相手の生きる自由を奪わない優しい子になれていますか?そして自分の命も周りの人の命も大切にする元気な子になれていますか?
 さて、明日から34日間の夏休みに入ります。私からみなさんに3つのことを宿題としてお話しします。一つ目は「命を守る」ということです。交通事故、水の事故など絶対に遭わないこと。熱中症にも気をつけてください。二つ目は「つづける」ことです。何でもいい、一つでいいから、自分を伸ばすためにやり続けてみてください。三つ目は「地域のために」できることをするということです。地域の人に会ったらあいさつするのでもいい、近所に落ちているゴミを見かけたら拾うのでもいいのです。先日、学校の近くに住んでいる方から「1学期はいつ終わるのですか」と聞かれました。どうしてそのようなことを聞くのかなと思いながらも「今週で終わりですよ」と答えると、「子どもたちの顔が見られなくなると思うと本当にさびしい」と言っておられました。みんなのことをそのような思いでいつも見守ってくださる方もいるということを覚えておいてください。
 では、2学期の始業式(8月26日)に、元気な笑顔で会えることを楽しみにしています。


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2022/07/21

私たち大人の立ち位置は…(校長室から)

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 「自分の頭で考える」「かかわりを通して優しさを育む」を今年度の重点にすえ、異学年交流を含め幾つか新たな取組も始めたところですので、今回の評価結果は大変興味深く見させていただきました。細かな分析などは夏休み中に全職員で行いますが、ここでは私が感じたことだけをピックアップして書かせていただきます。

1 「学校生活は楽しい」と感じる子どもは増加
 子どもたちが学校生活を「楽しい」と感じるか否かというのは、すべての教育活動の土台となるものですので、私は何より関心を持っていました。肯定的な回答をしたのは、昨年度末の86.6%に比して、今回の結果は93.1%と増加していました。この結果に安堵はしていますが、満足することなく、今後も本校に通う全児童が学校生活を「楽しい」と思えるように努力を続けなければと思います。
 学校における様々なかかわりの機会の中で、「学校に相談できる人がいる」「あなたの学級はルールを守り協力しようとする雰囲気がある」と感じる子どもも増え、「先生はみんなにあった丁寧な教え方をしている」から分かるように教師の支えも感じられているようです。さらに自分の頭で考えるとのことで、「黙働清掃を守ってきれいにしている」の数値も上がっています。

2 保護者の皆様からも一定の理解
 今度は、保護者の調査結果を見てみると、上述で示した項目について、子どもと同様、保護者の評価も高まっていることが分かります。子どもの姿を通して、学校の取組に対しても一定の理解と評価をいただいたものと感じています。

3 ただし、気になる点も…
 保護者のアンケート結果から、「我が子は自分の良さを分かっていないのでは・・」と感じる割合は約22%いることが分かり、昨年度と比較すると否定的な回答をする割合は増えています。あわせて、約4分の1の保護者は、「我が子は自分で考えて行動できていないのでは・・」と感じていることも分かりました。
 学校においても、先生の指示に従うだけでなく、自分の頭で考えるべく主体的に考え行動する機会を意図的に増やしていますが、子どもたちの中には恥ずかしがったり、自信を持てなかったりして、友だちの陰に隠れてしまう、さらなる一歩が踏み出せないという子もいるようです。そんな時に私たち教師も「もっと自分のことを信じて、勇気を出してやってみては・・」と思うのですから、ご家庭で見ていても同じように感じておられる保護者の方もおられるのでしょう。

 尻込みする子どもに対して、私たち大人がその子に代わって発言したり行動したりすることは簡単なことですが、それではいつまでたっても、子どもは自分の足を一歩前に出すことはできません。だから私たち大人は「伴走者」でありたいと思うのです。人は、自分の頭を使い、自分の手足を使って、様々な経験をしてはじめて自分の良さを発見できるものです。私たち大人の立ち位置は、子どもの前に立つのでなく、子どもの横にいて時々背中を押してあげるぐらいがちょうどいいのではないかと私は思っています。


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2022/07/14

保護者の意見や感想を拝見して②ー後半(校長室から)

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<前半からの続きです…>

3 環境整備について
「お掃除の回数が少ない。特にトイレが気になる。」というご意見をいただきました。子どもたちが落ち着いた学校生活を送るために、場を整えることは重要です。特にトイレはその最たるものです。
現在、月曜日と水曜日の週2回の掃除時間を設定しています。日課表をご覧いただくと、掃除と同じ時間帯に火曜日と木曜日はモジュールで1・2年生はスイッチオン(外国語活動)、3年生以上は5時間目とセットで60分授業になっています。金曜日はロング昼休みとして伸び伸びと遊んだり、創造的な委員会活動などを行えるようにしています。したがって、週2回しか掃除の時間が取れないというのが現状です。
子どもたち自身が日頃から場をきれいにしようとする意識を高めることも今後の課題と考えていますので、多方面から検討していきます。
「低学年のおトイレも男女別になるよう考えて頂きありがとうございます。トイレと同じように体育の着替えも1年生のうちから男女別にした方がいいかなと思います。」との意見もいただきました。こちらにつきましては、低学年の職員を中心に再検討していきます。

4 交通安全指導について
「下校時に寄り道する子(田んぼなどの間を通ったり)が多く、また横断歩道がない交差点でも横から車が停止線をこえて飛び出すかもしれないことを意識していないような歩き方の子がいる。」「下校中、歩道から車道へ降りる児童がいて非常に危ない。」という意見をいただきました。学校でも、引き続き登下校時の安全指導を行います。ご家庭においても「寄り道しない」「車道に飛び出さない」などのことをお子さんに話してあげてください。
合わせて、「子供だけでなく、雨の日の送迎など、保護者もルールを守るべきかと思います。」という意見もいただきました。先日の学校だよりでもお知らせしている事項をお互いに守っていただけるようお願いします。

5 おわりに
 「学校のブログに、返事はいらないので、簡単に意見が送れることができたら良い。」という意見もいただき、ありがたいなあと感じながら拝見しました。磐田市では、令和5年1月頃を目途に、いわたホットラインに代わる電子連絡網システムを入れる計画を持っているようで、これによりクラウド上で学校と保護者との双方向連絡も可能になるとのことです。これまでの間は、各学級の連絡帳や本読みカードなどにお気づきのことがあればお書きください。学校運営に関することは、私(校長)のところまで届くようになっていますので・・。


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2022/07/14

保護者の意見や感想を拝見して②-前半(校長室から)

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 下の図は、グランドデザイン(詳細は学校経営書をご覧ください)の一部を切り抜いたものですが、全職員が3つある指導部のうちどれかに所属しています。学府(学校)教育目標「互いを認め 未来をともに創る子」の具現、言い換えると本校の今年度の重点「自分の頭で考える」「かかわりの中で優しさを育む」の具現を図るべく、もっとも効果的な方法をそれぞれの部で検討し、実践しています。以下に示す事柄についても、今後各指導部で検討していきますが、取り急ぎここでは私の感想だけ書かせていただきます。

1 携行品について
 「ランドセルを少しでも軽くして」という意見をいただいています。特にタブレットの持ち帰りについて必要時に持参をするなどの検討を・・とのことです。昨年12月には、児童の携行品についても全職員で話し合ったこと、「将来的には、次の日の学習に必要な学習用具を自分で判断し持参できる子を目指していきたいが、今はまだその時期ではない。」という職員の意見が多かったことをホームページ内でもお伝えしました。
 その後、新型コロナウイルス感染症が大流行し、学級閉鎖や学年閉鎖が多くなった時に、タブレットを毎日持ち帰るようにしていたために、リモート学習もスムーズに行えました。さらに授業で感じた「分からない」「難しい」「もっと調べてみたい」という気持ちを家庭学習につなげるべく自分で考えて学習する「チャレンジ学習」を充実させる際にもタブレットを活用しようという流れになっています。
 したがって、感染拡大の兆しが見える今の時期に「タブレットの持ち帰りはしない」などと軽々に言える状況ではないことをご理解いただきつつ、学校としてもなるべく荷物を少なくする方向で今後も検討していきます。

2 子どもが相談できる体制づくりを
「学校内で困っている事など気軽に相談できる場所や発言できる時間があれば個々の成長に繋がる。」「子供の悩み相談ができる環境作りをしてもらえたらなと感じました。担任や友達にも言えない事がある場合、SOSを出せる場所があったらよい。」という意見をいただきました。学校には、定期的にスクールカウンセラーが訪問してくれています。1学期当初に年間の訪問予定日をお知らせしていますが、学期初めや月初めにもおたよりやメールでお知らせする必要はあるかと思います。そのほかにも気軽に相談できる機会の充実を図ることは大切なことであると思いますので、今後の検討課題とさせてください。

<後半に続きます…>


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2022/07/11

保護者の意見や感想を拝見して①(教師の言動を中心に)

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 学校評価アンケートにおいてご協力いただき、ありがとうございます。夏休み期間中に集計、分析を行い、今後の改善策等を検討していきます。検討結果については、後日、学校だより等でお知らせすることとし、ここでは「ご意見・ご感想」として自由記述欄に書いていただいたものから抜粋して私の考えを述べてみようと考えています。

1 はじめに
 以前も書きましたが、「ありがとうございます」と言っていただくと、それだけで力が湧いてきます。「いつも子どもたちのことを考え、温かい心で見守り御指導くださり、頭が下がる思いです」「楽しく学校生活を送り、色々な事を学ばせてもらっている」など多くの言葉をいただきました。さらに、「ブログで学校の様子や校長先生の思いなどを見ることができ、とても良い」「今の校長先生になってから小さな意見でも気に留めていただけてとても嬉しく安心している」と、私のことまで持ち上げていただき、感謝です。
 以前PTAだより「しおさい」にも寄稿したとおり、私は、子どもたちにとってこの学校が心落ち着ける場所、安心できる場所、楽しい場所になることを心から願っていますし、そのためならば、保護者の意見も大いに参考にさせていただきたいと考えています。

2 先生が穏やかだと・・
 ある保護者から「先生が穏やかだと、クラスもふんわりした雰囲気になって、ストレスなく学校に行けているなぁと思う。厳しさも大事ですが、今の子は打たれて伸びる子は少ないのかと。」との言葉をいただきました。私は、今年度の重点として「自分の頭で考える」「かかわりの中で優しさを育む」の2つを挙げています。子どもたちが自分自身で考えようとする、友達同士でかかわって高め合おうとするためには、子どもが自分たちの考えを表出しやすい雰囲気(環境)を教師自身が創り出さなければなりません。まさに「ふんわりしたクラスの雰囲気」が必要です。
 では、教師は子どもを叱らないのか、と言えばそれも違います。よく「毅然とした対応を」と言いますが、これは感情的に厳しく指導することを指しているのではありません。間違ったことをすれば注意をしなければなりませんし、望ましい行動というものを教えなければなりません。「ダメなことは、みんな同じように指導していただきたい。」と書いていただいた方がいましたが、まさにそういうことです。
 以前、「感情のコントロールができない大人を、子どもは大人だと認めない」というある本の一節に強い感銘を受けたことがありますが、子どもを叱るときには教師は自身の感情をコントロールする必要があります。「体罰は殴る、蹴るのみでなく、教卓を蹴る、暴言、チョークを投げるなども当てはまるのでは・・」「自分の思っている事をそのまま生徒にぶつかるのはどうか」と書いていただいた方もいます。物にあたるとか暴言を吐くなどは、感情のコントロールができていない証拠ですので私たちは厳に慎まねばなりません。こういった項目を体罰アンケートに加えることで、未然防止につなげてほしいとの意見もいただきましたので、次回からそのようにしたいと考えています。

3 子どもの言葉遣いも
 今回のアンケートには、教師の言動だけでなく、子どもの言葉遣いや保護者の意識についても意見をいただいています。「先生や友達に対しての暴言、態度が悪いことがあるようで尊敬や優しさに欠ける部分は子供から聞く時がある」「参観会にて日頃の言葉遣いに対しての保護者の意識も低いと感じた」「挨拶は、学校外ではしてくれない子の方が多い」などです。言葉の乱れは、心の乱れにつながります。ぜひ、学校においても、家庭においても、子どもたちには美しい日本語を聞かせたいものです。

4 おわりに
 今回は保護者からいただいた意見のうち、子どもや教師の言動に関するものを取り上げて私の考えを述べることにしました。このほかに、保護者の皆様からは「携行品について」「掃除の回数について」「交通安全について」など、幅広くお考えをいただいています。これらについて、私の一存で「こうします」などということはできず、職員全体で検討する必要があります。次回は、こういったことについてもう少し詳しく書いてみようと思います。


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2022/07/04

参観会・懇談会を振り返って・・(校長室から)

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 私が以前(と言っても20年くらい前ですが・・)学級担任をしていた頃、参観会・懇談会がある日は、朝から何となくワクワク・ウキウキでした。子どもたちのことを見ていただけるのは当然のことながら、自分一人で学級経営を行っているのではない、保護者の皆さんが応援してくれているということを再確認できる日だったからだと思います。

 私はできるだけ、保護者の生の声を聴きたいとの思いから、「授業参観」ではなく、「授業参加」とし、親子で一緒に理科の実験をしたり、国語や社会で1つのテーマで話し合ったりしました。さらに、30人対30人の親子討論会で盛り上がったこともありました。その後の懇談会では、私も学級経営で悩んでいることも保護者に話しましたし、保護者からも子育ての悩みを出し合い、みんなで話し合うことも行いました。そんな時、みんなで学級をつくっているという思いにもなれました。

 自信満々で子育てしている親はいないのと同じで、学級担任も皆、迷い悩み、不安な思いを心のどこかに抱えながら子どもたちの前に立っています。私もそんな一人でした。そんな私にとって、保護者の笑顔や「ありがとう」の一言は、何よりも力になりました。(過去形で書きましたが、実は今も同じです)


 先日の参観会では、ほぼ全家庭の保護者が学校に足を運んでくださいました。参観会後の感想にも「昨年からの成長を感じた」「先生との信頼関係が築かれコミュニケーションが取れている様子がうかがえた」「活気がある授業で楽しそうだった」「先生の分かりやすく明るい授業、活気のある授業で楽しそうに感じた」などが見られました。学級担任は、こういう感想をいただくだけで、日頃の疲れも取れるでしょう。「自分のやり方は間違ってなかった」と背中を押してもらえた気持ちにもなるでしょう。

 一方で、学級懇談会を振り返ると、今回は1・2・5年の3学年のみの開催でしたが、中には出席人数が一桁という学級もあったようです。人数が少なくても、どの学級も和やかな雰囲気で話し合いができたことは報告を受けていますが、やはりいろいろ準備してきた学級担任からすると、出席人数が少ないというのは気落ちするものです。お忙しいのは重々承知しておりますが、ぜひ年間に数回しかない貴重な機会ですので、学級担任の本音を聞きに来ていただけませんか。そして、保護者同士の思いを語りに来ていただけませんか。やはり学校の存在意義は、直接体験と対面での話し合いにあると思いますので・・。「学級懇談会をこのような形にすればもっと保護者も集まるのに・・」というアイディアがあればぜひ教えてください。


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2022/06/24

ぎゅっとして、いっぱい話を聴いて・・(校長室から)

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 昨日(6月23日)の沖縄全戦没者追悼式で朗読された「平和の詩:こわいをしって、へいわがわかった.pdf」をその日の夕刊で見たとき、私はそのストレートなメッセージにくぎ付けになってしまいました。さらに、これを書いたのが小学校2年生の女の子だということにさらなる衝撃を受けました。
 
 この子は、「これがへいわなのかな」と、暮らしの中にある「平和」を2つ見つけています。一つは、急に怖くなってお母さんにくっついたら暖かくてほっとしたこと、もう一つはおねえちゃんとけんかしたときに、お母さんが二人の話を聞いてくれて仲直りしたことです。

 子どもたちが勉強したり運動したりして、しっかりと成長するためには、この子が書いた「心の平和」が日々のくらしの中に保証されていることが大前提であることは言うまでもありません。ぎゅっとしてほしいときにぎゅっとしてくれる大人がいること、そして話を聴いてほしいときにじっくりと話を聴いてくれる大人がいることが大切だということを、この「平和の詩」から改めて教わった気がします。


 一方、桑田佳祐さんが作詞・作曲し “同級生”たちを迎えて作られた「時代遅れのRock'n'Roll Band」という曲の中にも、「子供の命を全力で/大人が守ること/それが自由という名の誇りさ」という一節があります。私たちは、保護者や地域の皆様と協力しながら、子どもたち一人ひとりの「いのち」が躍動し、大きく成長できるよう、この歌のように守っていきたいものです。

 今日の夜は、参観会で感じたお子さんの頑張りを大いにほめてあげてください。そして、いっぱい話を聴いてあげてください。


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2022/06/14

時には「待つ」ことも大事(校長室から)

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 邪魔しない・・教師になってからずっとこの言葉を折に触れて心の中で繰り返しています。学級担任のとき、良かれと思って発した一言が子どもを惑わし立ち止まらせてしまうことがありました。管理職になってからも、同じように私の余分な一言で職員を惑わすなどという苦い思いもしたことがあります。そのたびに、「自分のせいで周りの人の邪魔になってしまった」と反省することは多いです。

 私が子どもだった頃、私が悪さばかりしていたせいもあるのかもしれませんが、学校の先生は、その半分ぐらいは片目をつむってくださっていたように思います。自分勝手な言い分ですが、私の悪さのすべてにいちいち指導されていたのでは、私は余計にふてくされていたかもしれません。きっと、本当は言いたかった一言をぐっと飲み込んで、待ってくれたのでしょう。いくら子どもだからと言っても、自分の行動の良し悪しぐらいは自覚できていますから。

 言うべきことをしっかり言うことも大人であれば大事なことですが、そのことと同じぐらい、何も言わずに「待つ」ことも大事なときがあるように思えるようになってきました。「待つ」行為の裏には、子どもを信じる心があります。「この子はちゃんと考えている」「この子はいつか自分なりの答えをだせる」と信じることができれば、余計な一言を飲み込んで待てるのだろうと思います。

 そうは言っても、待っている間は、こちらも不安になることがあります。そういったときには「大丈夫!」と言葉にだすようにしています。内心は不安でも、外見は笑顔で堂々としていることで、周りは安心するだろうと思うのです。

 どっしりと、待てる人になりたい・・自戒の念を込めて、最近はそんなことを考えています。


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2022/06/08

人間らしく生きる自由(6月会礼での話)

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 この写真(建物が破壊されたウクライナの写真)を見てください。これは、ロシアという国に攻め込まれているウクライナの今の状況です。きれいな景色が一瞬でガレキとなり、学校等も壊され、命を奪われる人も大勢いると聞きます。

 ロシアにはロシアなりの攻撃する理由があるのでしょう。自分たちのやっていることは正しいと言っています。では、何らかの理由があれば、暴力をふるい、人を殺してもいいのでしょうか。

 日本という国には、この国のカタチを定めた「日本国憲法」という大きなきまりがあって、その中の一つに、「基本的人権の尊重」という考え方があります。これは、簡単に言うと私たち人間はお互いに「人間らしく生きる自由」を邪魔してはいけないよということです。

 だから、日本ではロシアが行っているような戦争は許されません。でもよく考えてみてください。実は、私たちの身近でも「人間らしく生きる自由」を邪魔していることはないでしょうか。例えば勉強したくないからといって授業中におしゃべりすると、落ち着いて勉強したい子の邪魔をしていることになります。「あいつは生意気だ、あいつのことが嫌い」と言って暴力をふるったりいじめたりすると、その子の自由を奪っていることになります。
 
 繰り返し言いますよ。どんな理由があっても、たとえその理由が「自分は間違っていない、正しい」と思ったとしても、絶対に悪口や暴力で相手の生きる自由を奪ってはいけないということを覚えておいてください。

 最後に、私が好きな歌の一つ、中島みゆきさんの「Nobody is Right」の一節を紹介して、会礼の私の話を終わりにします。

  悪い人などいないだなんて あいにくですが頷けません
  正しい人こそいないんじゃないか カンペキ正しいってどういう人だ
  争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
  その正しさは気分が良いか
  正しさの勝利が気分良いんじゃないのか
  辛いだろうね その一日は
  嫌いな人しか 出会えない
  寒いだろうね その一生は
  軽蔑だけしか 抱けない
  正しさと正しさとが相容れないのは いったい何故なんだ?


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2022/05/17

「自分を見つめる」ことが成長につながる(校長室から)

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 人間は弱い生き物ですので、何かうまくいかないときや良い結果が出なかったときは、ついつい誰かのせいにしたくなるものです。

 私が学級担任だった頃、学習用具を忘れた子どもに、その理由を尋ねると「お母さんがランドセルに入れてくれなかったから」と。その子は強硬に「僕は悪くない」アピールをするので、「お母さんが悪いんだね。じゃあ、今から先生がお母さんに電話してあげるよ。」と言うと、急に慌て始めます。


 養老孟司氏は「子どもが心配」という著書の中で4人の識者と対談していますが、その中で宮口幸治氏は「非行少年はだいたいにおいて好き勝手に生きてきて、何かまずいことがあると他人のせいにする子もいます。そこを正さないといけないので、少年院では毎日日記を書かせます。そうして集団生活の中でひたすら自分を見つめるようとことん指導します」と述べています。

 学校でも、この「自分を見つめる」という作業を随所で取り入れています。例えば、昨年度の終わりに、1時間の授業の最後に「振り返り」の時間を設けるようにしました。個々に自分を見つめ、よくできたことのほか、まだ理解ができないところやもっと調べてみたいことがあるかを振り返るようにしています。

 他の子を傷つける言動を行った子どもに担任が話を聴く際には、「3ステップ」で聴くようにします。これは①なぜそのようなことをしたか、今どう思っているか ②将来的にどうなりたいのか の後、③そのために自分でできることは何か、先生(大人)に手伝ってほしいことは何か と自分に目を向けさせるように話を聴いていきます。


 まわりの人を悪く言ったり変えようと思ったりする間は、自分自身が成長することはありません。自身の弱い部分に目を向けるのは、なかなか辛い作業にはなりますが、そこは子供の成長を願いながら辛抱強く寄り添うことが私たちの役目ではないかと思っています。


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登録者:管理者 | 2022/05/18