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2021/09/15new

笑顔で、前を向いて・・(校長室から)

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者

 昨日6年生の保護者には「学校行事(修学旅行)の実施のあり方について」を、そして本日全学年の保護者に「運動会の変更について」というおたよりを発出させていただきました。双方に共通する考え方として、「学校行事は子どもたちの成長にとって意義深いものなので、考えうる万全の感染症対策を講じたうえで、例年に近い形で実施したい」ということです。

 私は、学校行事のみならず全ての教育活動において、「教育内容の充実」と「安全性の担保」は両立すべきものだと考えています。どんなに子どもにとって魅力的で楽しいものであっても危険性を伴うものであってはならないし、その逆に「活動しないのが一番の安全」と強い制限をかけてしまうことも避けていきたいものです。


 というのも、私は毎朝、南門の前に立って登校する子どもたちに「おはよう」と挨拶することを日課にしているのですが、2学期に入り、少し気になることがあるのです。
 私が「おはよう」と声をかけても、目も合わせず下を向いて足早に通り過ぎる子どもが一定数います。下を向いているから表情も芳しくないし、その表情には何か不満があったり、何か不安を抱いていたりするようにも見えるのです(私の思い過ごしならいいのですが・・)。

 ただでさえ、「距離をとりなさい」と言われたり、様々な行動制限がかけられたりと、子どもたちは窮屈な思いで毎日を生活しているのかもしれません。そのような中、運動会や修学旅行といった行事も「今年はやりません」などと簡単に言いたくないのです。粘り強く取り組み「できなかったことができるようになった」「自分にもこんな良さがあるんだ」と実感できる経験、友達と協力して一つのことに取り組むことで優しさや思いやりを学ぶ経験などは学校だからできることで、たとえコロナ禍であってもそういった学校の存在意義は大切にしたいと強く思います。

 職員には「今は、子どもたちの心の声をじっくり聴いてほしい。そして「今は我慢」と受け流すのでなく、しっかり受け止めてほしい。子どもたちのために何ができるか、一緒に知恵をしぼってほしい」と話をしています。

 コロナ禍だからいろんなことを我慢するのは当たり前、下を向いて浮かない表情であっても仕方がないと考えるのは何かが違うように思うのです。といって、何かものすごい特効薬があるわけでもないのですが、子どもたちが笑顔で、前を向いて生活できるように、私たち大人は一所懸命に知恵を絞る努力をしたいと思います。


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