お弁当作りのポイントは・・(「ほけんの日」のお話から)

2022年10月12日 16時51分



 11月28日(月)は、「第2回 チャレンジ弁当の日」になっています。今回のほけんの日(10月12日)での朝の放送は、栄養教諭からお弁当作りのめあてやポイントなどについてお話がありました。

 お弁当の日は、2001年、香川県の小学校の校長先生が始めたことを契機に、日本全国約2000校で行われています。もちろん、はまぼう学府の他の小・中学校でも実践されています。

 自分で料理ができるとこんないいことがあります。自分で味付けをするので、好きな味にできるし、健康のために、塩を取りすぎないように調整することもできます。たくさん運動する人は、筋肉をつけたい!とか、自分の目的にあった料理を作ることもできるかもしれません。自分で材料を用意して、作るので安心で安全です。家族の健康を守ることもできるのです。

 つぎに、各学年のおおよそのめあてを次のように考えています。
 1年生、2年生はお弁当に何を入れるかおうちの方とお話するのが目標です。『なんでもいいー!』ではなくて、『これをいれたい!!』というのを考えてみましょう。それから、お弁当箱に詰めたり、材料を洗ったりお手伝いから始めてみましょう。

 3年生、4年生の目標です。レベルアップしたみなさんは、材料を切ったり、皮をむいたり、茹でたり料理を作るお手伝いを積極的にしてみましょう。そうすると、料理を作るために必要な準備が分かってきます。

 5年生、6年生は、『家庭科』で調理の学習をするだけでなく、お家でもできることを生かしていきましょう。焼く、煮るなどもおかずによっては必要な調理です。チャレンジしてみてもいいですね。そして…卒業して中学生になったら、『自分でお弁当をつくる』ようになります。


 第2回チャレンジ弁当の日のテーマは、「野菜のおかずにチャレンジしよう」です。ここで、お弁当作りのポイントとして、主菜・副菜・主食の割合を1:2:3にすると良いそうです。子どもたちは、イメージを膨らませながら、じっくりと放送に聞き入っていました。

なぜバランスの良い食事が必要なのか(5年)

2022年9月16日 15時28分

 この日(9月16日)の4校時には、栄養教諭が5年生のある学級に対して食育指導を行いました。まず、3つの食品群に分けるところから説明します。「赤の食品はタンパク質を多く含む食品」「緑の食品は、ビタミン、ミネラル、食物繊維の多い食品」「黄の食品は、糖質を多く含む食品」という具合です。

 次に「朝食接種と学力の関係」と書かれた表を提示します。朝食接種群の方が国語も算数も点数が高いことが分かります。これは黄色の食品群と関係が深く、炭水化物は「頭のスイッチ」を入れる役割があるということです。

 2つ目は「朝食接種と体力合計点の関係」と書かれた表を提示します。これも朝食接種群の方が合計点も高いことが分かります。これは、赤色の食品群と関係が深く、タンパク質は「体のスイッチ」を入れる役割があるということです。


 3つ目は「朝食接種と排便の関係」と書かれた表を提示します。これも朝食接種群の方が毎日排便する割合も高いことが分かります。これは、緑色の食品群と関係が深く、食物繊維や汁物・副菜は「お腹のスイッチ」を入れる役割があるということです。

 ここで栄養教諭は子どもたちに「では、今日はテストの点数を上げたいからと言って、ご飯だけ食べればいいのでしょうか」と問いかけます。子どもたちに考えさせた後、もう一つ新しい表を提示します。そこには「朝ご飯に何を食べましたか?」という題名のもので、「主食のみ」群、「主食+乳製品」群、「主食+野菜+主菜+乳製品」群の3群での学力比較です。

 明らかに「主食+野菜+主菜+乳製品」群の点数が高くなっていることが分かります。このことをもとに栄養教諭は、「栄養素は体の中でお互いに助け合って力を発揮するものなんだよ。だから、バランスよく食事をとる必要があるんだよ。」と説明しました。子どもたちは、とても腑に落ちたようで、授業が終わるころには何だか晴れやかな表情になっていました。


食べることは一生を豊かにしていくこと(6月 ほけんの日)

2022年6月14日 12時16分

 この日(6月14日)の「ほけんの日」の放送は、栄養教諭による「食育ってなんだろう?!」というテーマでのお話がありました。

 本題に入る前に自己紹介を兼ねて「栄養教諭」の仕事について簡単な説明をしました。主に給食を安全に作るように食材注文や調理員への指示を行っていることに加え、子どもたちに食事や栄養など「食」について教えることも行っているとのことです。
さて、今日の本題「食べるとは・・」というお話です。心身の健康、食品を選択する能力、感謝の心など食事の重要性について例示したうえで、「食事は毎日すること、そして一生を豊かにしていくこと、だからこそ、皆さんには自分自身をよくする食事をしてほしい」との話がありました。

 次に食に関する3つの目標についても説明がありました。この目標は、学府教育目標「互いを認め 未来をともに創る子」にも合っていることを前置きしながら、①食事の大切さを知り、食べ物を選ぶ力を身につけよう ②食べ物や料理に興味を持とう。感謝の気持ちを持って食べよう ③いろいろな地域の食事について知ったり、心と身体を健康にする食事をしよう の3つであることを説明しました。

自分で作ったお弁当は格別の味(チャレンジ弁当)

2022年6月7日 13時49分

 この日(6月6日)は、今年度初めての「チャレンジ弁当の日」です。子どもの発達段階に応じて、自分でお弁当を作るだけでなく、保護者と一緒に食材を選ぶ、お弁当の中の一品を作ってみる・・ など無理のない範囲で取り組んでみました。


 「食品を選択する力を身につける」「感謝の気持ちをもって残さず食べる」といったことは、本校の食に関する指導目標となっています。子ども自身がかかわったお弁当の味は格別だったようです。
 当日は、栄養教諭が全校児童向けに放送を流した後、各学級の子どもたちの様子を見回り、チャレンジ弁当にかかる感想などを聴いていました。






噛むとどんな良いことがあるのかな?(4年 給食指導)

2022年6月3日 12時51分

 栄養教諭が各学級に入って、給食の時間に給食指導を行っています。この日(6月3日)は、「噛むとどんな良いことがあるのかな?」ということをテーマに4年1組で指導を行いました。子どもたちは、給食を食べながら栄養教諭の話に耳を傾けました。

 栄養教諭から、8項目にわたって、噛むと良いことを紹介していきました。ひ(肥満予防)・み(味覚の発達)・こ(言葉の発音)・の(脳の発達)・は(歯の病気予防)・が(唾液をだすことでがん予防に)・い(胃腸快調)・ぜ(全力投球できる)の8項目です。

「チャレンジ弁当」に向けての取組

2022年5月27日 17時03分

 6月6日(月)のチェレンジ弁当への意欲付けの一環として「おべんとうチャレンジカード」を子どもたちに配布しています。これは、自分で考えたお弁当の絵を描き、何を入れようかと考えるものです。
 すでに、75枚ほどの提出がされているとのことで、北校舎1階配膳室近くの給食掲示コーナーに掲示しています。食べることや料理といったことに関心を高める一助になるといいなと考えています。

栄養教諭と連携した「食に関する指導」(6年家庭科)

2022年4月26日 14時46分

 本校は、今年度から「学級活動、教科、学校行事等の時間に、学級担任等と連携して、集団的な食に関する指導を行う」ことができる栄養教諭が配置されています。4月26日(火)5校時には、6年生の教室にて、教科担任と栄養教諭が連携して家庭科の授業を行いました。

「なぜ、朝食をとるのだろう」と質問すると、子どもたちは「頭に刺激を与える」「体にパワーを」「成長のため」などと答えました。次に、3種類の写真を見せ、「どの朝食が良いと思いますか」と質問すると「菓子パンだけだと栄養バランスが悪い」「朝からいっぱいありすぎると食べきれない」などと、子どもたちは自由な雰囲気で発言していました。
 おわりに栄養教諭から、朝食を作るうえでのポイントとして、①栄養バランス ②手軽さ ③食べやすさ の3点が大切だと話がありました。