友だちの良さを引き出せる質問とは・・(5年 国語)

2022年5月13日 14時40分
5年生

 学習指導要領には、5年生の言語活動の一つとして「インタビューなどをして必要な情報を集めたり、それらを発表したりする活動」が紹介されています。
 この日(5月13日)の5年2組の国語の授業では、「友達の良さや魅力を引き出せる質問を考えよう」とのめあてで学習を進めました。

 会話をするときは、相手の言葉をしっかり受け止めてしっかり返すことが大切とのことで、そのために「しりとりの法則」を使うと良いと紹介しました。しりとりの法則とは、相手が話した言葉を拾いながら次の会話を広げていく方法で、今回は思考ツールを使って自分で考えるようにしました。
 担任から、「あなたの好きなことは何ですか?と質問したら相手が「散歩すること」と答えたとしましょう。関連付けて何を聴きますか?」と質問しました。子どもたちは「誰と散歩しますか?」「いつから散歩していますか?」などと発表し、担任はその内容を思考ツールにおとしていきます。子どもたちは、このことを見ながら学習の仕方を理解していきます。
その後のほとんどの時間を、個々に思考ツールをうめていくという時間に費やしました。十分な時間を取って、もう一人の自分と対話しながら、質問したいことを分類したり、関連付けたりしていきました。
 最後に授業の振り返りを行った際にも、子どもたちは「相手が答えやすいような質問をするためにしりとりの法則は良かった」「このように予めの準備を進め、質問が広がるようにしたい」など、次の授業への意欲を語ってくれました。