筆算の仕方を考えよう(4年 算数)
2022年5月12日 15時12分 5月12日(木)の5校時、4年2組の教室では算数の授業が行われました。3年生で初めて習う「割り算」ですが、4年生では段々と難しくなります。
授業の冒頭、「126÷7」と黒板に書いて計算できるか子どもたちに聞きます。もちろん、「難しい」「できない」との反応です。このように、本単元が終わる頃には、これぐらいの計算もできるようになるよという、いわゆる「ゴール」を見せます。
今の段階では、(2けた)÷(1けた)ならできそうだということになり、「48÷9」を解いてみることにしました。子どもたちは、3年生で習った知識を使って、解き方を考えます。個別学習のあと、2~3人のグループになり考え方を確かめます。掛け算(九の段)を使うことや9×5なら足りないし9×6なら過ぎてしまうことなどの考え方が次々に出されます。
次に、子どもたちから出された考え方を、「筆算」におとしていきます。ここは丁寧に、①たてる ②かける ③ひく という言葉もおさえながら指導していきます。授業全体を通して、考えさせる場面と指導する(覚えてしまう)場面を明確に分けていて、落ち着いた雰囲気で授業が進んでいました。