家庭科が楽しく感じた!(5年 家庭)
2022年7月8日 12時11分 この日(7月8日)の5年生のある教室を覗くと、背中を丸めて、針と布を持って裁縫をしている姿が多くみられました。手縫いのうち、ひと針ずつ返しながら針目の間をあけずに縫う縫い方である「本返し縫い」にチャレンジする様子です。
担任が動画をモニターに映して、本返し縫いの縫い方をレクチャーします。これまでに並縫いを学習していたこともあり、動画を見ただけで「丈夫な縫い方だ!」と気付いた子もいたようです。
このあとは、基本的には個々で練習する時間となります。初めての縫い方に戸惑いながらも、口をつむって一生懸命に取り組む子、なかなか思うようにいかずに途中で友達や先生に助けを求める子、中にはイライラして「ワーッ」と大声を出す子など様々でしたが、どの子からも真剣さが感じられました。
作業も中盤になると、「見て、見て」と自分の縫ったものを見せながら、「僕、案外じょうずかもしれない」「こんなに一生懸命やったら、家庭科も面白くなったよ」と感想をもらす子もいました。授業の最後には「今日の学習を生かして、家でもチャレンジ学習で練習してもいいね」と促していました。