6年生の授業風景から(家庭科)
2022年5月11日 14時09分 5月11日(水)、6年2組では2校時の家庭科の授業にて、調理方法によるメリット・デメリットを考えていました。先日(4月26日)の授業の中で 栄養教諭から「朝食を作るうえでのポイントとして、①栄養バランス ②手軽さ ③食べやすさ の3点が大切だ」と説明があったことを復習した後、担任はおもむろに生のほうれん草を子どもたちに見せ、「これを朝食で食べるときに、生で食べる人は?」と質問しました。
子どもたちの反応を受け、どんな調理方法で食することができるかを考えさせました。さらに担任が準備したものは、ほうれん草を茹でた料理と炒めた料理でした。本物の料理が出てきた時点で子どもたちの関心はグッと高まります。その後、グループごとに、料理を置いてある教室前方に来て、五感を使って、2つの料理を比べました。
子どもたちは比較して気づいたことを発表していきます。形や匂い、かさなど様々な観点から発表していました。発表した子が挙手している子の中から次に発表する子を指名する、いわゆる「リレー方式」でどんどん考えをつないでいます。この学級の素晴らしいのは、みんなが思い思いに考えを述べているのではなく、前の子の意見を自分の意見に取り入れながら自然に深みのある考えになっていくところでした。
最後に、担任からそれぞれの調理時間も紹介したうえで、①かさが減る(多くを食べられる)②風味がよい③ビタミンが逃げにくい④複数の食品が短時間でとれる など「炒める」という調理法は、忙しい朝の調理にはピッタリだと話をしました。