学校図書館の役割を考える

2022年7月21日 10時48分

 学校図書館に求められる役割として、子どもたちが自由に好きな本を選び、静かに読みふけるなどの「読書センター」としての機能、調べ学習など子どもたちの自発的、主体的な学習活動を支援する「学習・情報センター」としての機能などがあります。

 本校の学校図書館に入ると、まず北側の掲示板の飾り付けに目が行きます。つい先日まで七夕をモチーフにした飾りでしたが、今はお月見をモチーフにしたものになっています。季節を感じられるものであり、何より明るい雰囲気を感じさせるものであり、子どもたちにも利用しやすい環境になっています。


 これだけではありません。棚の上などには、子どもが描いた絵や塗り絵などが置かれていたり掲示されたりしています。ボランティアの方に聞くと、「学校図書館に本を読みに来る子どもばかりではありません。私たちが掲示物を作っていると、一緒に絵を描きたいという子がいるので、画用紙を渡して自由に描いてもらっているんです。」とのことでした。
 ボランティアさんが何人か学校図書館に集まってワイワイと掲示物を作っていると、そこが子どもたちにとって心安らぐ居場所になっているようです。理想的な姿だなと感じた一コマでした。