火事が起きた際の避難経路は?
2022年11月11日 14時32分 この日(11月11日)の昼休みの時間、家庭科室から火災が発生したという想定で避難訓練を行いました。今年度初めての火災を想定しての訓練でしたので、教師が先頭に立って避難経路を確認することが大きな目的になりました。
地震と異なるのは火元に近づかないような経路を通ることと、火元(校舎)を背にして運動場の東側に整列することの2つです。
磐田市消防署福田分遣所から署員さんにも来校していただき、訓練の様子を見ていただくとともに、火災に際しての心構えなどをお話しいただきました。以下は、お話されたことの要約です。
1 避難で大事なことは、騒がないことです。火事と聞いて大騒ぎすると先生の言うことを聞こえずに間違った方向に避難したり、パニックになって周りの友だちを押したり転んでしまったりします。
2 火災はどこでも起こる可能性があります。国の火災発生状況を見ると、1日当たり113件発生しています。学校での火災件数は今年度に入って(令和4年1月~6月)全国で73件、静岡県でも1件発生しています。磐田市内の火災件数は今年1月から昨日までに42件発生しています。火災に遭遇したら煙を吸わないようにする、道路に飛び出さないようにすることが大切です。
3 消防署からお願いがあります。家に帰ったら自分が夜寝る部屋の天井に「住宅用火災警報器」がついているか見てください。分からないときは、インターネットで磐田市消防本部と検索すると「消防本部からのお知らせ」の中に「住宅用火災警報器」について詳しく説明があるので活用してください。