「ぼく、レジりん」~ほけんの日のお話から

2022年9月12日 10時06分


 この日(9月12日)の「ほけんの日」は、レジリエンスと生活習慣についてのお話でした。「レジりん」というキャラクターによる紙芝居風のお話でした。
 まず、レジリエンスについての説明です。レジりんは、「毎日生活していると困ったこと、どうしたらいいか分からなくなることはたくさんあるよね。そんなときに大事なのがレジリエンス。レジリエンスは一回落ち込んでもそこから立ち直る力のことだよ。」と説明しました。

 次に、ダメダメな生活を送っていたことに気づいたレジりんは、22時には寝るようにしました。また、お菓子は食べ過ぎずに、バランスのよい食事を摂るようにしました。すると、遅刻はしなくなりました。・・と、規則正しい生活習慣の大切さについて気付くというお話です。


 最後にファミリーチャレンジweekについてのお話もありました。今年のファミリーチャレンジウイークのテーマは、「家族の元気度を上げよう」です。生活習慣を改善して、レジリエンスの力を高めるために、「家族の元気度」について家族みんなで話し合おうというものです。「家族の元気度」について当てはまる数字に○をつけた後、「家族の元気度」をあげるために何をがんばるかを家族で相談していただきます。


体育委員会が「スポーツの秋」を演出!

2022年9月9日 16時04分

 まだまだ暑い日は続きますが、少しずつ秋の気配も感じられるようになってきました。体育委員会では、全校の子どもたちに、運動場に出てスポーツに親しめるような機会をつくりたいと考えイベントを企画しました。名付けて「みんなで遊ぼう スーパーサーキット」です。この日(9月9日)の昼休みは2年生と4年生を対象に実施しました。

 まず、ハードルを跳びます。体育委員会からは「足を上げて、ハードルに引っかからないように進んでください」と説明がありました。


 ハードルを抜けた後はドリブルです。バスケットボールとサッカーボールの2つのボールが置かれているので、どちらかを選んでコーンを交わしながらドリブルをします。
 最後はケンケンパです。予め用意されたわっかに足を入れて跳ぶようにします。


 体育委員会の子どもたちは、ゲーム説明はもとより、用具の準備や片付け、参加者がドリブルしたボールをもとに戻すこと、参加者に優しく声を掛けることなど、本当に一人ひとりが心を配りながらより良いイベントになるように努力していました。

 次回は、13日(火)に1年生と6年生を対象に、15日(木)に3年生と5年生を対象に実施する予定です。

美化委員会が全校に呼びかけた「草取り」

2022年9月8日 16時29分

1か月先には運動会を控えていますが、運動場には雑草がいっぱい生えています。美化委員会の子どもたちは、この状況をみかねて「昼休みに草取りを行います。来れる人は来てください。」と全校に向けて呼びかけました。

 この呼びかけを待っていたかのように、多くの子どもたちが運動場に集まりました。雨上がりの運動場は、ちょうど土も柔らかくなっていて、雑草も取りやすくなっています。「見て見て」と大きな雑草を手にする子どももいます。美化委員会の担当教諭が「もう時間だから片付けに入ろうね。」と呼びかけても、子どもたちは夢中になって草を取り続けています。自分たちの学校を自分たちの手できれいにしようという気持ちがよく表れています。

 ある5年生の子が「ぼくね、美化委員会なんだよ」と自慢するように教えてくれました。その表情からは、僕たちが主催したんだよ、僕たちの呼びかけでこんなに集まったんだよ、こんなにきれいになったんだよと、誇らしささえ伺えました。



「考えるくん」と「整えるくん」のお話

2022年9月8日 16時04分

 本校では、全職員を「学びづくり部」「心づくり部」「体づくり部」という3つの指導部に分けて、学校運営を考えています(詳細はグランドデザイン参照)。その中の一つである「学びづくり部」では、2学期がスタートして約2週間が経過したこの時期に、もう一度学習に向かう姿勢などについて全校児童にお話しする必要があると考えました。
 そこで、担当教師がこの日(9月8日)の朝の放送で「考えるくん」と「整えるくん」のお話をしました。考えるために大切な姿勢として次の3つのことを紹介しました。
1 考えを聞く
 目と耳と心を使って先生の話や友達の考えをよく聞くと「そうか」と納得したり、「ここはどうなのかな」と新たな疑問が生まれたりします。
2 考えを伝える
 教室の一番遠くにいる友達に届くように勇気をだして話してみましょう。「そうだね」とうなずきながら聞いてくれる子や「これはどう?」と聞き返してくれる子がいて、あなたの考えが学級のみんなに広がっていきます。
3 みんなで考え、深める
 みんなの考えをつないでいくと、一人では分からなかった答えや新しい発見が見つかり考えが深まっていきます。

 次に、学習に取り組む際に必要なこととして「用具を整える」「まわりを整える」「心を整える」という3つの整えることについても話しました。
1 用具を整える
授業が終わったら次の学習の準備をしてから休み時間にしましょう。筆箱の中が整えっているかも確認してみましょう。鉛筆5本くらい、しっかり削ってありますか。さらに学習に必要のないものは持ってこないようにします。
2 まわりを整える
すっきりと整った机の上にしましょう。筆箱は机の中にしまいます。
3 心を整える
 心が授業に向かうように挨拶をきちんとします。心が整うと、書く姿勢や聞く姿勢、話す姿勢も整い、学習にますます集中できます。
 1学期にも同様のお話をしていますが、子どもたちの表情からは、今日のお話を聴いて、気持ちを新たに学習に取り組もうとする意欲のようなものも感じられました。

今日から始まった「ピカピカ」タイム

2022年8月30日 14時18分

 2学期以降、日課表を変更し、火曜日と木曜日の5校時(60分授業)開始前の5分間を「ピカピカタイム」としました(詳細についてはこちらをご覧ください)。

 職員、保護者の双方から、子どもたちの環境美化への意識に関して課題があるという意見があがったこともあり、たった5分間ではありますが、自分の周りのゴミを拾ったり荷物の整理整とんなどを行ったりする時間としました。
 いよいよ今日からピカピカタイムが始まりました。自分で見つけて掃除をするということが本来の目的ですので、自ら掃除道具をもってどんどん動いている子どもがいる一方、何をやっていいのか分からず、立ち尽くすだけの子どももいました。

 自分の机の下に落ちているゴミに気が付くこと、気が付いたら拾うこと、さらに教室の環境の乱れに気が付き自ら直そうとすること…こういうことを意識できる子どもに育てたいという思いからこの「ピカピカ」タイムは生まれました。たかが5分間ですが、されど5分間です。自ら気が付き動ける子どもが一人でも増えることを願っています。

始業式にて希望と意欲に満ちた素晴らしい発表を

2022年8月26日 11時30分

 この日(8月26日)の始業式も、1学期終業式同様、感染症予防の観点から、リモートで放送室と各教室をつないで実施しました。会の冒頭、各学年代表児童が2学期に頑張りたいことを話しました。どの子も希望と意欲に満ちた素晴らしい発表をしてくれました。ここでは、話の概要のみ紹介することにします。

<1年>
 2学期に頑張りたいことは2つある。良い姿勢で授業を行うことと、友だちと仲良く楽しく過ごすこと。ふわふわ言葉を使うようにしたい。
<2年>
 算数の勉強でカードなどを使って九九をしっかり覚えたい。漢字を丁寧に書くようにしたい。生活科のおもちゃ作りも楽しみにしている。
<3年>
 これまでも話をしている人の方を向いて聞くことを心掛けてきたので今後も続けていく。さらに、恥ずかしがらずに大きな声であいさつをしていくことや、自分から声を掛けて友達をたくさん作ることにも取り組んでいきたい。
<4年>
 1学期も相手の目を見て聴くように心がけてきたので、今後も続けていく。相手の思いを想像しながら聞くこと、相槌を打ったりうなづいたりしながら聞くことで、相手が安心して話せるようにしたい。全校にレインボー挨拶を広めたい。
<5年>
 高学年として責任ある態度で生活したい。授業では2分前着席に心がけ、できていない友だちに声を掛けたい。運動会や委員会活動など、友だちと協力して行いたい。健康にも気を付けたい。
<6年>
 これまでも自分から進んで行動することを心掛けてきた。2学期は、中学生になった気持ちで早寝早起きや言葉遣いなどを意識したい。さらに集中力を持続させ、今やるべきことを一生懸命やれるようにしたい。

 おまけで、始業式終了後の掃除の様子も掲載しておきます。こういうところにも、子どもたちの意欲が表れているようです。

学級担任からの心のこもった手紙

2022年8月26日 09時18分

 夏休み最終日、「明日からまた子どもたちの声が聞けるなあ」などと思いながら、ゆっくりと校舎内を歩き始めました。ある学級の前を通りながら教室の中をふと覗くと、黒板に何やら言葉が書かれていました。「明日に備えてくれているなあ」などと少し嬉しい想いになり、次の学級に行くとそこにもまた黒板に言葉があります。その次も、またその次も・・。なんと全ての学級の黒板に言葉が書かれていたのです。

 それらは、「会えることを楽しみにしていました」「元気に来てくれてありがとう」「お帰りなさい」と、愛情あふれる言葉から始まる、まさに学級担任から子どもたちに向けたお手紙でした。

 各学級担任から子どもたちへの期待する姿もお手紙の中にはたくさん表れています。「たくさん挑戦しよう」「力を合わせて協力して・・」「自分たちで考えて・・」「なりたい自分を目指して・・」「楽しい毎日が待っている」「楽しんで最高の2学期に・・」などです。

 最後には「先生もみんなの輝きを見つけたい」「応援しています」と子どもたちの成長を見守り伴走者として支援したいとの思いが表れる文言も見られました。

 こういったお手紙を見て、子どもたちはどのようなことを感じてくれたでしょうか。学級担任の思いを胸に、どの子もいいスタートを切ってくれることを期待しています。

 なお、全学級の写真は、ホームページ表紙「今日の一枚」(パソコン画面では右下、スマートフォン画面では下にスクロールしてください)に掲載しておきます。ぜひ、学級担任の子どもたちへの熱い想いを感じ取っていただけたら嬉しいです。

1学期に頑張ったことは…(終業式 代表児童の言葉)

2022年7月22日 09時37分



 この日(7月22日)の終業式は、感染症予防の観点から、リモートで放送室と各教室をつないで実施しました。会の冒頭、各学年代表児童が1学期に頑張ったことなどを話しました。ここでは、話の概要のみ紹介することにします。
<1年>
 とても楽しく過ごせた。体育の水遊びは気持ちよかった。国語の音読劇は家でも練習した。2学期は算数の引き算の勉強が楽しみ。
<2年>
 漢字を丁寧に書くことに心がけた。お母さんのアドバイスをもとに繰り返し練習した。そのほかに縄跳び、チャレンジ学習、町たんけんの計画など、いろいろなことにチャレンジできた。2学期も1人でできることを増やし、クラスを楽しくすることを考えたい。
<3年>
 5つのことを重点的に頑張った。縄跳びの後ろあや跳び、漢字を丁寧に書くこと、早寝早起きすること、家で復習して社会のテストにのぞんだこと、そして読書。
<4年>
 音楽では、授業に集中することに加え、家でも音符が読めるように練習した。体育の水泳では先生のアドバイスを聞き練習した。そのほかに、友だち関係を深めることにも心がけた。
<5年>
 高学年になり、自分で考えて行動することを心掛けた。家での自主勉強では授業で分からなかったところを中心に復習した。進んであいさつをした。35プロジェクトで遊びの工夫を行った。夏休みも時間を意識して生活し、2学期にスタートダッシュをきれるようにする。
<6年>
 学級での長縄の練習で、最初は息が合わなかったけど、進んで友達に声を掛けるようにした。優勝できたことが思い出になった。社会の歴史学習では様々な体験を通して興味が高まった。チャレンジ学習でもインターネットで調べるようにした。企画委員会として正門にあいさつ運動で立っている。相手の目を見ること、笑顔で挨拶することを心掛けた。


 さらに、6年生の代表児童から、夏休みにむけて「しっかり計画を立て規則正しい生活をしたい、漢字の勉強を続けて行いたい、自分の足りないところを補う夏休みにしたい」との決意が述べられました。

 生活指導担当教員からも、「今の代表児童の言葉を参考に、こんな夏休みにしようというめあてを立てて生活してほしい」とのお話がありました。


学校図書館の役割を考える

2022年7月21日 10時48分

 学校図書館に求められる役割として、子どもたちが自由に好きな本を選び、静かに読みふけるなどの「読書センター」としての機能、調べ学習など子どもたちの自発的、主体的な学習活動を支援する「学習・情報センター」としての機能などがあります。

 本校の学校図書館に入ると、まず北側の掲示板の飾り付けに目が行きます。つい先日まで七夕をモチーフにした飾りでしたが、今はお月見をモチーフにしたものになっています。季節を感じられるものであり、何より明るい雰囲気を感じさせるものであり、子どもたちにも利用しやすい環境になっています。


 これだけではありません。棚の上などには、子どもが描いた絵や塗り絵などが置かれていたり掲示されたりしています。ボランティアの方に聞くと、「学校図書館に本を読みに来る子どもばかりではありません。私たちが掲示物を作っていると、一緒に絵を描きたいという子がいるので、画用紙を渡して自由に描いてもらっているんです。」とのことでした。
 ボランティアさんが何人か学校図書館に集まってワイワイと掲示物を作っていると、そこが子どもたちにとって心安らぐ居場所になっているようです。理想的な姿だなと感じた一コマでした。

体操服を着たままプールへ・・(1年 体育)

2022年7月20日 13時43分

 夏休みを間近に控えたこの時期に、1年生も着衣泳を行いました。もちろん、洋服を着たまま泳ぐことが目的ではなく、水難事故に巻きこまれた際に、パニックにならずに「浮いて、助けを待つ」ことができるようにするためです。


 子どもたちは、体操服の上下を着て入水しました。だんだん水を吸って重たくなる体操服に何となくへんな感触をもったようです。さらに、空のペットボトルを抱いて仰向けに浮く練習もしてみました。これまで体験したことがない子どももいたようで、先生に背中を支えてもらいながら少しずつ浮くことを実感できた様子でした。