この日(7月19日)は、5年生の一学級において感染拡大の抑止の意味合いから学級閉鎖としました。オンラインで子どもたちとつながることができる環境があるというのは本当に便利です。
午前と午後にそれぞれ健康観察を行うほか、1時間ずつオンラインで授業も行っています。午前中には、算数の授業を行っていました。誰もいない教室で、担任はタブレットを2台使い、平常に近い授業を行っていました。
オンライン授業を行っていたのは、学級閉鎖をしている学級だけではありませんでした。本人は元気なのですが、家庭の感染状況で出席停止となっている子どもに対しても、希望があれば、担任はオンラインで授業を行っています。1人1台端末の環境が整っているおかげで、こういった感染拡大時にも学習の機会を保障することができます。
先日の「
子どもの安全を守る会」の方々との懇談の中で、
「横断歩道や交差点の真ん中で急に引き返す子もいてヒヤッとすることがある」「交通安全リーダーが下級生をきちんと見ることができていないことがある」などの意見をいただきました。
さらに、ここ最近、保護者の方々から「登下校時に友達同士でふざけていて車道に飛び出してしまうこともあり危ない光景を見かける」などの意見もいただいています。
こういったことを受けて、この日(6月23日)の昼休みに、通学班の班長と副班長を集めて、登下校時の歩行の仕方や班長等の役割について再度確認を行いました。
交通安全担当教諭から「横断歩道などで班がバラバラになりそうだったらどうすればいいと思う?」と子どもたちに問いかけました。子どもたちは「待ってあげればいい」と口々に答えます。「そうだね。先に班長さんが行ってしまったら、横断歩道を渡る下級生のことを誰も見てあげることができないね」と担当から話がありました。さらに、地域で子どもたちの登下校の様子を見守ってくれている方々には感謝の気持ちで挨拶をする方が良いとも話しました。
6年学年主任からは、先日の
「交通安全リーダーと語る会」で交通安全指導員から教わった、横断歩道を渡る際の交通安全旗の振り方について再度復習を行いました。さらに、「いのちは、ゲームのようにリセットすることはできないよ」とも話しました。
登下校時の歩行については、各学級でも繰り返し指導を行っていきます。最近、市内では不審者にかかる情報も聞かれることから、保護者や地域の方々におかれましても、無理のない範囲で、子どもたちの登下校の様子を見守っていただけると嬉しく思います。
「子どもの安全を守る会」の方々は、長年、福田地区の子どもたちの登下校の様子を見守ってくださっています。昨年度は、その取組に対して静岡県から顕彰を受けました。
この日(6月15日)は、同会の方々のうち10名が本校に集まり、子どもたちの地域での様子などについて情報交換を行いました。
子どもたちと直接対面することはかないませんでしたが、リモートでお一方ずつ子どもたちに挨拶をしてくださいました。その後、日頃の活動の中で感じていることを出し合いました。子どもたちの挨拶の仕方、横断歩道等の渡り方に加え、交通安全リーダーのあり方についてなど話し合いは多岐にわたりました。
挨拶について、半分ぐらいは元気よくしてくれる、出会うとハイタッチしてくれる子もいる、会釈をしてくれる子もいる・・などの意見をいただき、子どもたちの元気な表情と挨拶でこちらも元気をもらえると話してくださいました。
横断歩道の渡り方について、忘れ物をしたことを思い出したのか、横断歩道や交差点の真ん中で急に引き返す子もいてヒヤッとすることがあるとのお話がありました。
これらの意見を参考に、今後の指導に生かしていきたいと考えています。ご家庭でも、自分の命は自分で守れるよう、どのような登下校が望ましいのか、話し合ってみてください。