レインボーロードに新たな看板を設置(6年)

2023年3月1日 16時09分

 校舎と運動場に挟まれた南北に通る道路を、本校では「レインボーロード」と呼んでいます。今年度当初まで、このレインボーロードにあいさつを呼び掛ける看板が設置されていたのですが、老朽化のため撤去しました。

 しかし6年生は、卒業を前に、「看板が撤去されたからと言って挨拶の灯まで消してはいけない」と、新たな看板設置に取り組みました。今回の看板設置については、予算面でPTAの支援も受けています。

 看板の図柄は6年生がデザインしました。2種類のどちらの看板にも、「あさがお日和」の「あ:ありがとう」、「さ」:さようなら」、「が:がんばろう」、「お:おはよう」の言葉を入れました。

 3学期に入り、企画委員会が中心になり、朝のあいさつ運動を展開しており、大きな声で挨拶できた班や個人を昼の放送で紹介する取組も行っています。6年生の思いが下級生に大いに広がってほしいなあと思います。

卒業式の練習が始まりました。

2023年3月1日 13時26分

 この日(3月1日)の6年生は、体育館に集まり、卒業式の流れを確認しました。17日(金)の本番に向けて、この日が今年度初めての体育館での練習となりました。



 入場の仕方に始まり、証書授与や退場など一連の動きについて、確認しました。今年度も、卒業生と保護者が対面するような式場となっています。

 練習においては、マスクを着用していますが、本番では口元を覆うようなフェイスシールドを着用するようにします。子どもたちの感染症対策を講じたうえで子どもたちがマスクなしで感情を表現できる方法はないかと検討し、このような形をとることとしました。

職員室前の掲示板に咲く「子どもたちの作品」

2023年2月21日 12時38分

 このたび、各学年代表児童の作品が、職員室前の掲示板に並びました。図画工作をはじめとする表現活動では、表現したいものを、はっきりと、大きく表現することが重要になります。どの学年の作品も、作者の思いがとてもよく分かるものになっています。

<1年> 「やぶいたかたちからうまれたよ」
 破ったものが何に見えるのかを想像して、そこから思いを膨らませて作品を完成させています。画用紙からはみ出しているのがとてもいいです。

<2年>「たのしく うつして」
 2年生は紙版画に挑戦です。体の動きや顔の表情など、実に大きく、そしてユニークに表現することができています。

<3年>「いろいろ うつして」
 写すものを紙だけでなく、厚紙やひもなど、いろいろな材料を使っています。それぞれの材料による質感の違いが表れています。背景の色遣いにも注目です。

<4年>「ほって すって」
 4年生以上は木版画に挑戦です。動物の動きに迫力があります。また、毛のふさふさした感じ、水が勢いよく噴き出す感じなど、彫刻刀の種類を変えています。

<5年>「ほり進めて 刷り重ねて」
 5年生は多色刷り版画に挑戦です。ほり方に細かさが見られ、色の乗せ方にもそれぞれに工夫が見られます。

<6年>「版で広がる 私の思い」
 自然をテーマに、模様をイメージして作品を仕上げました。模様と色の組み合わせが絶妙です。大人っぽい作品に仕上がっています。

今年度最後の読み聞かせ

2023年2月16日 10時14分

 この日(2月16日)の朝は、今年度最後(8回目)の読み聞かせの時間となりました。13名のボランティアの方々に来ていただき、各教室に入って読み聞かせをしていただきました。
 「季節に合った本を選びました」という方もいて、選書にも読み聞かせをする方の個性が表れます。中には、短めの本を読んだ後、「人生の方程式」というお話をしてくださった方もいて、読み聞かせを越えて子どもたちに思いを語ってくださる方もいるようです。
 読み聞かせの方法にも工夫が見られます。絵本をいかに見やすくするか、本との距離をどれぐらいにするかなど、各教室を参観させていただくと、それぞれに工夫が見られます。
 読み聞かせ後の感想の中に「物語の世界に引き込まれて静かに聴いてくれた」「良い姿勢で聞いてくれて嬉しかった」「子どもたちから感想も言ってもらった」などがありました。
 ぜひ、来年度も多くの方が読み聞かせをはじめ、いろいろな形で学校とかかわってくださることを願っています。



予告なしの避難訓練

2023年2月15日 13時52分

 この日(2月15日)の昼休みに、今年度6回目の避難訓練が行われました。地震の後、津波の恐れがあるとの想定で開始しましたが、前回と異なるのは事前に子どもたちに予告をしていないということです。

 急にベルと放送がなったときには、子どもたちも少し慌てた様子でしたが、運動場で遊んでいた子どもたちは中央の位置まで行き静かにしゃがむことができていました。


 放送後、あまり時間がかからないうちに、教室にいた子どもたちも、迅速に運動場に移動してきました。

 本校では、津波の際に液状化現象が起こる可能性を指摘されているため、運動場に避難後、津波の可能性がある場合は校舎内の安全箇所に二次避難することとしています。各学級担任が人数確認を行っている間に、何人かの教員で校舎内の安全確認を行います。

 中校舎と北校舎の3階に避難して再度人数確認等を行ったところで、本日の訓練は終了です。ボランティアのため来校されていた方からも「しっかりできていました」と言っていただきました。



心を落ち着かせる「リラックス呼吸法」(2月 ほけんの日)

2023年2月14日 10時28分


 この日(2月14日)の「ほけんの日」の放送は、前回(角度を変えてみることでレジリエンスは高まる:11月15日放送)の続きです。不安やイライラのまま行動するのでなく、心を落ち着かせるための方法について養護教諭からお話がありました。

 レジりんが6年生と一緒に野球ができる最後の機会なので、絶対に勝ちたいと思っていました。しかし緊張のあまり、からぶり三振してしまいます。レジりんは「大切な試合だと思うと、緊張してうまくできないよ・・・。どうしよう~」と悩みます。

 その後、レジりんが取った方法は、心を落ち着かせるリラックス法でした。ピンチなど大変な状況に置かれたとき、イライラしたり不安になったりします。そんな不安な気持ちやイライラな気持ちのまま行動すると、さらに悪い方向に進んでしまうことがあります。
 養護教諭から、大変な時こそ冷静に考え行動できるように、心を落ち着かせる方法を身に着けるといいとのお話がありました。
 そこで、リラックス法の一つとして紹介したのが「リラックス呼吸法」です。腹式呼吸で深呼吸を10秒かけて行います。その後、座ったままで軽く伸びをします。最後に、足を少し動かしてみるとのことです。教室では、モニターを見ながら子どもたちがやっていました。




国が変われば、給食の様子も変わる!(給食掲示板から)

2023年2月10日 15時46分

 1月には、給食掲示板にて学校給食の歴史を紹介しました(詳しくはこちら)。今月は、いろいろな国の食事や学校給食の様子を紹介しています。とても興味深いので、その一部を紹介します。

ロシアを見ると、「共働きの家が多く、給食はお昼だけでなく、朝食もある学校も。」と書かれています。
ブラジルを見ると、「ブラジルは午前の部か午後の部を選んで平日の半日授業を受けます。給食ではフェイジョン(豆の煮込み料理)とご飯またはサンドイッチがよく食べられます。」と書かれています。
中国を見ると、「昼食は食堂で食べたいものを自分で選びます。中国では前菜以外の食べ物を冷たいまま食べる習慣がありません。日本のようにお弁当を持っていく習慣もないそうです。」と書かれています。

 国が変われば、給食の様子も変わるものですね。保護者の皆様も、参観会(2月21日)の折に、ぜひ北棟1階の給食掲示板にも足を運んでみてください。

本物に触れる機会を・・(1・2年 演劇)

2023年2月6日 15時33分


 この日(2月6日)の低学年は、劇団め組の方々をお招きし、演劇鑑賞と演劇教室を実施しました。低学年の職員が、本物に触れることで、子どもたちに自分の思いをうまく表現するコツなどを感じてもらいたいと今回の機会を設定しました。
 まず、劇団の方々による「泣いた赤鬼」をみんなで鑑賞しました。子どもたちはどんどん物語の世界に引き込まれていきました。面白い場面では手を叩いて笑っていました。中には赤鬼が村人と接する場面では「優しいね」などと赤鬼に語り掛けようとする姿も見られました。青鬼の置手紙を見て号泣する赤鬼を見て、一緒に泣いてしまう子どももいました。

 
 次に演劇教室です。全体で発声法について勉強しました。「足を少し開いて、息を吸いながらお腹を膨らませて・・」などの指示のもと、子どもたちも一緒に声を出しました。次に学年ごとに分かれてワークショップの時間です。



 1年生は「たぬきの糸車」を題材にしています。「「タヌキがおかみさんの目と合うと、タヌキはうれしそうにおじぎをして森へ帰って行きました。」という最後の場面で、自分だったらどんな台詞を言うかな」と先生が言うと、何人かの子どもたちが挙手して劇団の人を相手に台詞を言っていました。最後には、劇団の人たちによる「たぬきの糸車」の劇も見せてくれました。




 2年生は「お手紙」を題材にします。ガマくんとかえるくんのかけ合いを、劇団の人と一緒にやってみました。劇団のひとが感情豊かに台詞をおしゃべりしてくれるので、子どもたちも自然に台詞に感情をのせてしゃべることができるようになってきます。最後に子どもたちから、「表情や声の出し方を工夫されていて、とても良かった」との言葉も聞かれ、プロのすごさを感じるひと時になったようです。




英語での紙芝居を楽しむ

2023年1月30日 13時43分


 この日(1月30日)の昼休みに、英語の読み聞かせグループ「でんでん」の方々に来ていただき、「大きなかぶ」という紙芝居を英語で話していただきました。

 事前に全校児童にアナウンスし、参加したい子どもが自主的に学校図書館に集まるようにしたところ、50名を超える子どもたちが集まり、関心の高さが伺えます。
 「でんでん」の方々は、受験のためのものではなく、英語をもっと身近なものに感じてほしいとの願いを持って活動をされているとのことで、この日も流暢な英語で紙芝居を聴かせてくれました。子どもたちも、物語の細かなところまでは分からない様子でしたが、何となく物語の全体像は理解できている様子でした。

ネットやスマホによるトラブルを防ぐために(5年 親子の集い)

2023年1月23日 13時32分

 この日(1月23日)の4校時、体育館では5年生の親子の集いが開催されました。KDDIの方を講師に招き、親子でネットやスマホによるトラブルを防ぐためにどうすればよいのかを考える機会になりました。
 会の冒頭、講師の方から「携帯電話は大きさも含め、大変使いやすく便利になっていますが、トラブルも多く、中には一生消えない傷になってしまう人もいます。どのようなことに気を付けたら良いか考えましょう。」と話がありました。その後、トラブル事例を3例紹介してくれました。
<ネットでのやり取り>
(事例紹介) 友達同士でゲームをやっているうちに、「課金しろ!」「ヘタレ!」「消えてしまえ!」などとメッセージで書く。書かれた方は、一人は学校に行けなくなってしまい、もう一人は「決闘だ!」と言い出す。
 SNSでのメッセージは、対面しないことから自分中心で、よく考えない発言になってしまうことがある、さらに話し言葉と違いずっと画面上に残ってしまうことを紹介していただきました。さらには、メッセージのやり取りが発端で命を落とす事例に発展することも話していただきました。そのため、①立ち止まって考えること ②相手の気持ちを想像することが大切であることを教えていただきました。

<夢中になって>
(事例紹介)  新しいスマホを買ってもらい、動画・SNS・投稿・・などやめられなくなってしまう。次第に授業中に寝ていたり、いつもイライラしてしまったりする。

 依存は病気であること、やめられなくなってしまうと大切な時間が奪われるばかりでなく、心や体にも悪影響を及ぼすことを紹介していただきました。そのため、携帯使用に際してのルールを作って、守る(自分で考え、自身をコントロールする)といったことが大切であると教えていただきました。

<遊びにおいで>
(事例紹介)  ゲームを通じて知り合った人から「遊びにおいで」と誘われる。誘いに乗って、その人と会って、家について行ってしまったところ、危うく監禁されそうになる・・。

 ネット上で近づいてくる人の中には年齢・性別・仕事など嘘をついている場合がある。そのため、知らない人とやりとりしない、簡単に信用しない、会いにいかないなどのことが大切であると教えていただきました。

 会の最後に、学年主任から「相手の気持ちを想像する、ルールを守る、などと言ったことはネットの世界だけでなく、日常生活の中でも大事なことです」と話があり、PTA学年委員長からも「ぜひ、今日のことをテーマに、親子で話し合ってみてください」とのお話がありました。