この日(11月17日)は、今年度6回目の読み聞かせの日です。この日のために、16名のボランティアの方々が来校してくれました。
低学年の子どもには、一緒に会話しながら読み進めていただいた方もいます。子どもたちもその都度返事したり、何やらつぶやいたりして、教室中がお話の世界に包まれます。
高学年のある学級では、新聞を大型モニターに映しながら、新聞を読みながら子どもたちとお話を進めている方もいました。
ボランティアの方々からも、「集中して聞いてくれてよかった」「だんだん集中していき、子どもたちが物語に引き込まれていく様子が分かって嬉しかった」などの感想が聞かれました。中には、「読み聞かせを行う日は、何となくこちらも背筋がピンと伸びるような、そんな気持ちになります」と言っていただいた方もいました。様々な思考を凝らしてやっていただいているのが子どもたちにも伝わっている様子でした。
この日(11月16日)の昼休み、ジュビロ磐田の松原 后選手が本校を訪問していただき、子どもたちとのふれあいを楽しみました。体育館に集まって同選手と直接触れ合ったのは、一斉観戦を行った5・6年生のみとし、残りの学年はリモート配信により各教室から体育館の様子を参観するようにしました。
最初に、5・6年生の代表児童が松原選手とリフティング対決を行いました。代表として出てくる子どもたちも自信ありげでしたが、松原選手の安定感を目の当たりに、さすがプロ選手だと感じたようでした。
その後、少しの時間、質問タイムになり、子どもたちは「普段、どのような練習をしているか」「ボールを思った方向に蹴るためにどうしたらよいか。」「選手になれた気持ちは?」などの質問を矢継ぎ早に行いました。松原選手は、「小学生の頃からプロの選手になりたいと思っていたので、本当になれたときはすごくうれしかったし、今はもっと活躍したいと思っている。そのために、とにかく練習を積み重ねることが大切だと思っている。」などと子どもたちに語りました。
なお、本日の様子は明日(11月17日)の午後6時15分からのSBSテレビ「LIVEしずおか」の中で紹介されるようです。
この日(11月11日)の昼休みの時間、家庭科室から火災が発生したという想定で避難訓練を行いました。今年度初めての火災を想定しての訓練でしたので、教師が先頭に立って避難経路を確認することが大きな目的になりました。
地震と異なるのは火元に近づかないような経路を通ることと、火元(校舎)を背にして運動場の東側に整列することの2つです。
磐田市消防署福田分遣所から署員さんにも来校していただき、訓練の様子を見ていただくとともに、火災に際しての心構えなどをお話しいただきました。以下は、お話されたことの要約です。
1 避難で大事なことは、騒がないことです。火事と聞いて大騒ぎすると先生の言うことを聞こえずに間違った方向に避難したり、パニックになって周りの友だちを押したり転んでしまったりします。
2 火災はどこでも起こる可能性があります。国の火災発生状況を見ると、1日当たり113件発生しています。学校での火災件数は今年度に入って(令和4年1月~6月)全国で73件、静岡県でも1件発生しています。磐田市内の火災件数は今年1月から昨日までに42件発生しています。火災に遭遇したら煙を吸わないようにする、道路に飛び出さないようにすることが大切です。
3 消防署からお願いがあります。家に帰ったら自分が夜寝る部屋の天井に「住宅用火災警報器」がついているか見てください。分からないときは、インターネットで磐田市消防本部と検索すると「消防本部からのお知らせ」の中に「住宅用火災警報器」について詳しく説明があるので活用してください。
10月には図書館ボランティアの方々が中心になり、学校図書館の北側掲示板をハロウィン仕様にしてくださったことをホームページにてお伝えしました。
ハロウィンが終わって、今度はすっかりと秋の雰囲気に模様替えしてくださいました。銀杏やドングリ、キノコなど所狭しと並べられています。この「所狭し」というのにもこだわりがあります。整然と落ち着いた感じではなく、あえてこのようにしたのは、学校にもいろいろな子どもがいて、どの子も一人として同じ子はいないけれど、みんな違ってみんないいといった感をこの掲示板で表現したかったのだと話してくれました。
さらに、ラミネートで挟んできれいにしているものもあれば、あえて折り紙のままのものもあります。折り紙は立体感をそのまま残して、子どもたちに触った感じを味わってもらおうという思いが込められています。
圧巻だったのは、棚の上に飾られているドングリの人形たちです。一体ごと表情も違っており、中には帽子をかぶせてもらったものもあります。ボランティアの方が公園などで大量にドングリを拾ってきて、きれいに処理をして、模様をつけていったとのことで、膨大な時間を要したのではないかと思います。
中には、コマや小さな人形など、子どもたちのお土産として作ってくださったものもあります。ちょっとしたお土産があることで、学校図書館に足を運んでくれる子が一人でも増えればという思いがあふれています。
石を投げたり、ふざけたり・・と登下校の様子で目に余る行動があるとのことで、本日の給食中に、交通安全担当から放送にて以下のお話をしました。
交通安全担当の先生からのお話です。
最近の登下校の様子はどうですか?実は、石を投げたり、ふざけたりしている様子を見た地域の方から心配の連絡をいただきました。皆さんのおうちの人や先生だけでなく、地域の方もみんなの安全を願っています。
もし、石を投げたらどんなことが起こるでしょうか。
友だちにあたって怪我をさせてしまうことや、車にあたって弁償しなければいけないかもしれません。誰かが怪我をしてしまったときに責任を取るのは誰ですか。弁償をするのは誰ですか。皆さんではなく、おうちの人ですよね。
また、お金を払って解決するだけでなく、怪我をさせてしまったことや家族に迷惑をかけてしまったことは、皆さんの心に一生残ります。
石を投げたいな、これをやってみたら面白そうだな、と頭の中で考えるのは自由です。ただし、それをする前に、やったらどうなるのかを一度考えてみましょう。自分が友達の投げた石が当たったらどう思うのか、車が傷ついたらどうなるのか、落ち着いて考えてみると、本当にやってもいいことなのかが皆さんなら分かると思います。頭の中で考えることと、実際に行動に移すことは大きく違います。自分だけでなく、友達の安全にも気を付けられる福田っ子になれるといいですね。
これからも、今日の話を忘れずに安全に気をつけて登下校をしてください。
今日から、福田小学校の先輩が将来の学校の先生を目指して教育実習にきました。6年1組に入ります。実習生は、本年6月に教育実習前の体験学習ということで、週1回程度、来校して子どもたちとかかわってきました(詳しくは
こちら)。しかし、体験学習と教育実習とではやはり勝手が違うようで、緊張感をもって実習をスタートさせました。
実習生は、校長との話の中で、「私は、子どもたちが気軽に近寄ってきてくれるような話しやすい先生になりたいと思っています。でも、お友達になりに来たのではないので、子どもの実態に合った授業の仕方などをしっかり学びたいと思っています。」と決意を述べてくれました。校長からは、子どもの名前を覚えるのはもとより、いっぱいお話ししていっぱい遊ぶ中で子ども理解に努めてほしいということ、子どもたちに「ことばの力」をつけるべく子ども主体の授業に挑戦してほしいということなどをお話しました。今後、いろいろな先生から講話を受けたり、授業参観をしたりしながら教師の仕事を学んでいきます。
実習期間は11月21日(月)までです。福田小の先輩が教職を目指していることに対し、学校全体で応援していきたいと考えています。