6年生
これまで思い思いにタブレットで校舎内の写真を撮り、そこから何を表現したいのか、どんな思いを表現したいのかを考えて、文章と下絵を描いてきました。
5月18日(水)の図画工作の時間に、6年生のある学級では、色を付けていく際に、自分の思いをどのように表現した良いかを考えていました。
工作室の机の上には、子どもの目の前にタブレットが用意されています。画面には、同年代の子どもが描いたと思われる1枚の絵が写し出されました。先生は、「この絵から、どんな思いが伝わってくるでしょうか」と問いかけると、子どもたちは同じグループ内で話し合いを始めます。「いろんな人が使ったみたい」「長い期間使ったみたい」「なんだか楽しいところみたい」「温かい感じ」など様々な思いが出されます。
最後に塗り方のポイントして、①広いところから塗る ②薄い色をまず乗せる ③遠いところから塗る と指導し、それぞれが作品作りに入っていきました。指導しておさえるべきところ、考えさせるところがはっきりしており、子どもたちがどういう視点で色塗りをしたら良いかがわかる授業展開でした。
5年生
5月17日(火)、5年4組では、ALTと学級担任の2名で外国語の授業を行っていました。聞くこと、話すこと、書くこと が一時間の中にぎゅっと詰め込まれたスピード感のある授業でした。
最初に、ALTが主になり、ゲーム感覚で簡単な質問に答えるようにしていました。子どもたちは徐々に緊張感もなくなり、挙手する姿も多くみられるようになりました。
次に、学級担任が主となり、アルファベットの大文字を練習したり、歌に合わせて動物名を英語で言ったりしました。
最後に、今日のメイン活動となる「自分のことを友達に紹介しよう」になりました。「Hello I’m ( ). I like( ). Do you like ( )?」といった簡単な話型の中に自分の名前や好きなスポーツ、食べ物を入れて紹介するという活動です。
代表の子どもが何人か前に出てみんなに紹介した後、2人組になってお互いに発表しあうようにしました。全く恥ずかしがることなく、堂々と発表する姿がとても印象的でした。
2年生
5月17日(火)、2年生国語の授業では、「たんぽぽのちえ」を読み深めることが行われていました。
全員で音読した後、「たんぽぽって賢いなあと思ったことや、不思議だなと思ったことをまとめてみよう。」と今日のめあてを黒板に示しました。その後、個別学習として、「これが、たんぽぽのちえだなと思うところを抜き出してみよう」とテーマを与え読み深めました。
今日の授業では、随所で書く姿勢や発表する姿勢に意識させていました。
5年生
学習指導要領には、5年生の言語活動の一つとして「インタビューなどをして必要な情報を集めたり、それらを発表したりする活動」が紹介されています。
この日(5月13日)の5年2組の国語の授業では、「友達の良さや魅力を引き出せる質問を考えよう」とのめあてで学習を進めました。
会話をするときは、相手の言葉をしっかり受け止めてしっかり返すことが大切とのことで、そのために「しりとりの法則」を使うと良いと紹介しました。しりとりの法則とは、相手が話した言葉を拾いながら次の会話を広げていく方法で、今回は思考ツールを使って自分で考えるようにしました。
担任から、「あなたの好きなことは何ですか?と質問したら相手が「散歩すること」と答えたとしましょう。関連付けて何を聴きますか?」と質問しました。子どもたちは「誰と散歩しますか?」「いつから散歩していますか?」などと発表し、担任はその内容を思考ツールにおとしていきます。子どもたちは、このことを見ながら学習の仕方を理解していきます。
その後のほとんどの時間を、個々に思考ツールをうめていくという時間に費やしました。十分な時間を取って、もう一人の自分と対話しながら、質問したいことを分類したり、関連付けたりしていきました。
最後に授業の振り返りを行った際にも、子どもたちは「相手が答えやすいような質問をするためにしりとりの法則は良かった」「このように予めの準備を進め、質問が広がるようにしたい」など、次の授業への意欲を語ってくれました。
4年生
5月12日(木)の5校時、4年2組の教室では算数の授業が行われました。3年生で初めて習う「割り算」ですが、4年生では段々と難しくなります。
授業の冒頭、「126÷7」と黒板に書いて計算できるか子どもたちに聞きます。もちろん、「難しい」「できない」との反応です。このように、本単元が終わる頃には、これぐらいの計算もできるようになるよという、いわゆる「ゴール」を見せます。
今の段階では、(2けた)÷(1けた)ならできそうだということになり、「48÷9」を解いてみることにしました。子どもたちは、3年生で習った知識を使って、解き方を考えます。個別学習のあと、2~3人のグループになり考え方を確かめます。掛け算(九の段)を使うことや9×5なら足りないし9×6なら過ぎてしまうことなどの考え方が次々に出されます。