新規日誌4
2021/04/22

令和3年度 学校経営構想

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1 はじめに

 4月1日付けにて本校校長を拝命いたしました佐伯泰司と申します。前任校は磐田市立向笠小学校です。今年度、96名の1年生が入学し、602名の子どもたちがともに学ぶことになりました。
 
私は入学式の折に、保護者や地域の皆様に「本校職員は、一人ひとりをかけがえのない存在として大切に育て、一人の子どもも一人ぼっちにしないという強い思いの下、すべての子どもの笑顔のために全力で取り組む」とお約束しました。この言葉に嘘偽りはありませんし、約2週間が経ちましたが、職員は皆、朝も夜もなく準備を進め、「真に子どもを大事にする教育」を実践してくれていると感じています。

 

2 校訓「強く 正しく 美しく」に寄せた思い

 校訓とは、恒久的なものであり、福田に集う者すべての基盤となる人間性を示していると理解しています。この校訓には「粘り強くやりぬく気力体力のあるたくましい子、自他の関係を考えて自主的に正しい行動をする子、豊かな感受性をもち心身ともに美しい人間味のある子」といった目指すべき児童像が示されており、今を生きる子どもたちにも変わらず身につけさせたい姿であると感じています。※ 昭和47年度学校経営書を参照

 

3 学校教育目標「本気の花をさかせる子」に寄せた思い

 校訓が恒久的な理念だとすれば、学校教育目標は中期的な目標と言えます。本校では、平成20年度から学校教育目標を「本気の花をさかせる子」としています。児童の姿として常に期待し育てていくべき姿として「本気」を挙げ、本気の姿を「学習や活動が子ども自身のものとなり、自分らしさを発揮した主体的な取組が表れた姿」と捉えています。さらに子どもたち一人ひとりが本気に何かに取り組む先に、確かな自尊感情を育みたいと考えています。

 

4 今年度、特に重要視したい子どもの表れとは

 始業式の折に子どもたちに、「自分から」という言葉をキーワードとして挙げました。自分から先生や友達に挨拶したり声を掛けたりする、授業中自分から発表したり「分かりません」って言ったりする、困っている人がいたら自分から手を差し伸べる、ゴミが落ちていたら自分から進んで拾うなどです。子どもたち自身が主人公となり、主体的に参加してはじめて本物の楽しさを味わうことができると考えます。
 小学校教育においては、生涯、学んでいこうとする源となるものを子どもたちに根付かせていく必要があります。私は、それこそが「楽しさ」だと考えます。学ぶことは「楽しい」、運動することは「楽しい」、人と関わることやつながることは「楽しい」ことだと思えれば、成長しても自らを伸ばそうとすることができます。
 ただし、自分だけが楽しい思いをすれば良いということではありません。みんなが楽しく過ごせるためにはどうすればよいか、自分が学習・生活する学級や学校を自分たちの手でさらに良くしていこうと協同して取り組む「自治」の態度もあわせて育てていきたいと考えています。

 

5 おわりに

 私はいつしか、子どもの成長を植物に例えると分かりやすいなと考えるようになりました。適度な湿り気をもった土や空気等は植物にとって生きるための土台となるもので、いわば子どもにとっての家庭と同じです。一方で、太陽や適度な気温や湿度、添え木等は植物が芽を出した後、元気に育つために必要なもので、いわば子どもにとっての学校と同じだと思うのです。つまり、どちらか一方だけあれば事足りるものではなく、家庭も学校も子どもにとって大切な役割を果たしているということです。
 そういう意味で、学校と家庭は「子ども一人ひとりの笑顔を絶やすことなく個々の可能性を伸ばし、立派に成長させる」という共通の目的のもと、程よい緊張感を保ちながら、連携・協力できるといいなと考えています。

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